事業拡大に仲間が必要、ヤマップ代表からのメッセージ

ー ここからは、福岡にU・Iターンを検討している方に向けてのメッセージをお願いします。

「やりがい」と「生きがい」を同時に追求する仕事ができるのが地方だと思っています。
さらにベンチャー企業だと成長機会もたくさんあります。もっと自分の可能性を試したい、人の役に立ちたい、社会の役に立ちたい、生活そのものを楽しみたい、というご志向のある方は、だまされたと思って半年でもいいので一緒に仕事をしてみませんか?と言いたいです(笑)。

見聞きするだけではなく、実際に経験してみると実感できることがたくさんあると思います。


ー ヤマップさんにフィットしそうな人材像のイメージはどのようなものでしょうか?

私自身は、「会社のために働いてほしい」とは微塵も思っていないんです。会社やサービスが目指すことと、自身のやりたいことがどれだけ「重なる」か、というのが一番大事です。
だからヤマップでいうと、自然の中で体を動かす楽しさや価値を体感として持っている方、そしてそれを事業にしていくのが面白いという方であれば、フィットする可能性は高いと思っています。


ただ、こう言ってしまうと、登山やアウトドアが趣味の人しかダメと聞こえてしまうかもしれないのですが、実は登山・アウトドアをやっている人というのはマスト条件ではないんです。
ヤマップのメンバーのなかにもヤマップの仲間になる前までは登山やアウトドアはそんなにやっていなかった、というメンバーもいます。そんな人も、「ヤマップがやってることはすごく共感する」ということで入社してくれています。


良いサービスを創るには自分たち自身もユーザーである必要がありますので、ヤマップでは月に一度、平日の勤務時間を使って登山に行くんです。経験がなかったメンバーもそういった活動を通じて山好きになっていった人がたくさんいます。


ー そうなんですね。山に詳しい人たちと一緒に行くと、また楽しめそうですね。

人間は人間を通じて風景を知るのだと思います。私がアラスカに行ったときに、もし1人で過ごしていたら「アラスカってなんて荒野で寂しいところなんだ…」と思ったかもしれません。でも現地のイヌイットの人たちと生活を共にすると、そこには物語があり、どんな暮らしをしているかということが、彼らを通して見えてくるんです。


だから「人を通して自然を見る」ことは、自然を知るうえですごく大事だと思っています。


登山に行くときも、登山を楽しんでいる人と一緒に行くと1人では見えない山の見方ができる。そして、人それぞれの自然観や世界観を自身のなかにストックしておくだけで「あの人だったらこう考えるな」であったり、「視点を変えればこういう風に見れるな」といったように、多面的に物事を見られるようになる。それこそが実は「人間の持つ強さ」なんだと思うんです。


ー 多様な方の認識を通して世の中を多面的に見られるようになれば、周りに対しても寛容になれそうですね。

一人ひとりが違うというのは当たり前のことで、それを知っていくと「自分の主張が正しい」と譲らず押し通すことが恥ずかしくなってくることもあります。これは元々人間が持っている感覚なのではないかと思うんです。


ー 大型の資金調達をされ、これから事業拡大に向けてどんどん仲間が必要になってきますね。

はい、もちろん積極的に仲間を募集していきます。エンジニア、営業、クリエイター、その他にも広く活躍の可能性をご提案できると思います。


U・Iターンの転職はタイミングが難しいと思うんです。どちらかと言うと市場の流れというより、その方個人個人の事情によって時期は異なると思います。

一方で、「いまだから面白い」という市場側のタイミングもあると思います。ヤマップはまさにこれからが一番面白いフェイズに入っていくと思っていますので、「いつかは地元に帰りたい」と思っている方はぜひ検討してみてほしいです。


とはいえ、本当に「移住」はハードルが高い。ですので、移住までの間にヤマップを体験してもらうという機会提供にも工夫をしていきたいと思っています。


例えば、ヤマップを「味見してもらう」というような機会。そういった機会を地方企業が積極的に創っていくことも大事だと思います。味見する機会があって、はじめて食べたいか食べたくないか判断できますからね。


ヤマップは福岡本社以外に、東京にもオフィスを構えています。ですので「いきなり移住は無理だけど…」という方には東京でスタートしてもらえたら、移住のタイミングを図りやすいかなと思います。
東京をベースにしながら、月に1~2回福岡に来て仕事するというかたちからはじめ、徐々に福岡の比率を高めながら、ご家族の理解(一緒に福岡に来てもらってもいいですし)が得られたら本格的に福岡を拠点にするということも有りですしね。


ー 福岡オフィスと東京オフィスの職種の棲み分けはあるんですか?

東京は営業とマーケティングがメインです。
福岡には営業・マーケティング・管理・開発とがありますが、開発チームはいまのところ福岡オフィスだけです。


サービス開発はクリエイティブな領域ですので、一人ひとりの脳を飛び越えて、周りのメンバーの脳とつながっていくことがすごく大事だと思っています。


福岡と東京のリモートワークだとなかなかみんなの脳が繋がらなかったり、コミュニケーションに負荷が大きくかかってしまいます。例えば不具合が起きたとして、「これをどうしようか」という相談や打合せをSlackで何往復もやり取りしていたら30分から1時間かかります。そこから対応を始めるとなると遅いんです。
もしメンバー同士が隣にいたら、相談も早いだけでなく、それを横で聞いていた他のメンバーが入ってきて「こういうのがあるので参考にしてみたら?」とアイデアを出す、という風に脳がつながる感覚を持てます。そういった臨機応変な対応が必要な時期だと思ってるので、開発チームは福岡に置いています。


今のフェイズで一緒の空間で取り組んだ結果、信頼関係、人間関係がしっかりと出来たら、今後福岡と東京でリモートワークで開発するというタイミングも来るかもしれません。


ー 立ち上げのフェーズだからこその判断なんですね。

創業の背景となった春山さんの思想や、これまでとこれからのヤマップの事業、チームに対する考え方についてお聞きすることができました。多くの方にお届けしていきたいと思います。春山さん、今日はありがとうございました。

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