人事部門責任者の方にお会いし、マッチしそうな／求めるキャリアや人物像についてお話を聞いてきました。

＜会社概要＞

西部技研は2023年10月、東京証券取引所スタンダード市場に上場。

今後、上場企業としての体制構築が進む中での組織拡大、また一層の海外事業への積極投資なども予想され、ますます採用の幅も広がっていくものと思われる。

＜求める人材＞

新規事業推進
同社では、人々の生活の根幹ともいえる“農業”分野に貢献するプロダクトを、新事業としてスタートさせています。

この新事業では、ビニールハウス内の温度や湿度をはじめとした環境の制御装置を開発。その営業活動からカスタマーサクセス、マーケティングまで、横断的に担当いただくポジションです。

時には実証実験への協力農家さんの拡大であったり、データや顧客のフィードバックをさらなる製品改善につなげる企画であったり、新事業ならではのプロジェクトに携わることも。

また、営業活動でも直接販売や代理店販売などを自由に、戦略構築をイチから手がけられる大きな裁量を発揮することができます。営業やカスタマーサクセスの経験をお持ちの方にはフィット感が高そうです。

農業分野の知見・ご経験がなくとも、機械製品の営業など異なる分野でのスキルをお持ちの方でも、新しい事業に挑戦したいという志向性のある方にとって魅力的な環境となりそうです。この新規事業は事業部を横断する全社的なプロジェクトとして、期待が高まっているそうです。

具体的には、下記のような業務が想定されています。

営業業務
農業用環境制御装置の販売推進（農家への直接販売、販売代理店やJAなどの中間業者への卸売、販売支援　等）

カスタマーサクセス業務
農家とのコミュニケーションによる情報収集、使用方法の提案・指導、実証試験先のデータ収集・とりまとめ、改善要望のヒアリング、カスタマーリレーション構築・維持

マーケティング業務
当該機器の販売に関する市場調査、マーケティング分析、競合製品/代替品の調査

社内業務
お客様からの改善要望や市場ニーズを踏まえた、開発メンバーとの意見交換

国際事業部
部長の代理として、マネジメントを担う方を求めています。子会社（アメリカ、スウェーデン、中国、韓国）の取りまとめを担い、予算やミーティング、情報のフローなどを管理し、子会社が営業活動を行う地域での受注において、自社工場での製造を調整する窓口としても活動します。
エリア的にカバーできていない地域（タイ、インドなど）での直接営業活動を担当し、拡大を目指していきます。
同社は売上の半数以上が海外であるため、経営層とのコミュニケーションが頻繁に発生し、子会社との情報フィードバックも重要な役割のようです。
大手製造業など、子会社と日本本社とのコミュニケーション経験がある方や、海外赴任経験、ロジスティクス・輸出入の知識をお持ちの方など、ご活躍いただける環境だと思います。


※下記は、2023年12月28日号とれレポ情報の再掲※
経営企画（経理／経営企画）
連結、会計、予算策定、予実管理などを担いつつ、経営戦略から各機能を担う部門ごとのKPI策定を行うなど経営企画の領域も含め幅広くマネジメントいただけるような方の採用意欲が旺盛でした。
将来的には、経営企画部門をリードする責任者にキャリアアップしていただけるようなポテンシャルのある方を求めているようです。

グループ売上の7割を海外が占める同社の経営企画は、海外のグループ企業と連携するような動きが多いそうです。グローバル企業での経理・企画のご経験など、着実に活かしていただける環境だとお見受けしています。

技術系
電気設計技術者など、技術系も引き続き積極的に採用しています。

生産技術
今後の設備投資を見据え、新設の工場のライン設計や運営マネジメントなど、生産設備をリードしていただけるような方を求めています。
西部技研では、DX推進に向けてIT部門の強化を進める中、各部門でのDX推進経験を持つ方のニーズが高そうでした。開発・設計・製造などの部門側で、DX推進のご経験がある方は特にフィット感が高そうです。