ユーザーファーストの不動産テック!

正確で、誰が見ても分かる物件情報を

私たちについて


私たちLive Search(リブ・サーチ)は「不動産情報をカタログ化すること」をミッションに、不動産業界向け物件写真の撮影や間取り図作成の代行サービスを提供しています。

引っ越しの経験がある方なら分かると思いますが、不動産ポータルサイトに載っている写真や間取り図は分かりにくいものが多い。内見に行ったら写真と全然違うなど、ユーザーファーストになっているとは言えないのが現状です。

その一方で、不動産×テクノロジーの分野はこの1年ほど盛り上がりを見せています。しかし、いくらオンライン内見が普及したところで、Web上で物件をちゃんと見ることができなければ「住みたい」とはならないと思うんです。

正確な物件写真や間取り図なくして、不動産業界のテクノロジー化は難しいと思っています。 私たちのサービスを通して物件取引がスムーズになれば、オーナーの収入や不動産会社の売り上げにも貢献できるはず。

不動産業界を盛り上げるために、今後も新しいサービスを展開していきます。

事業内容


私たちの事業は、不動産会社向けのBtoBサービスです。

まず、オンライン上で登録してもらった物件をプロのカメラマンが撮影に行きます。その際にコンセントの位置やカーテンのサイズ、冷蔵庫置き場のサイズなども確認。

それらを間取り図に反映させた「寸法入り間取り図」を作成し、物件写真とセットで納品します。

また、Web上で不動産仲介会社が物件写真をダウンロードできるサービスも提供しています。いわば不動産業界のストックフォトビジネスですね。これは今までにない事業です。

現在ダウンロードできる写真は3,500物件ほど。外観や設備写真はもちろん、VRで部屋の内部が見られる360度パノラマにも対応しています。

さらに「3DCGバーチャルホームステージングサービス」も始めました。これは空室の物件写真に、3Dの家具をCG加工するサービスです。

物件オーナーが家具を購入・管理するコストを省き、まるで本当に家具が配置されているかのようなリアルな写真を作成し、訴求力を高めることができます。

創業のストーリー


私は宮崎県出身です。父が不動産会社を経営しており、いずれは家を継ぐつもりで、東京の不動産会社で2年働いたあと父の会社に入りました。

父もまだまだ現役だったので、自分も独立したいと思うようになりました。増え続ける空室問題など不動産の将来が明るくない中で、業界を助けるようなサービスができないかと考えたんです。

それまでも、知り合いから「家探しを手伝ってほしい」と連絡をもらうことがよくありました。みんな物件の情報サイトを見ても、よく分からないから相談するんだなと感じたのが最初です。

ポータルサイトは便利だけれど、エンドユーザーからすると情報が分かりにくい。誰が見ても、住みたい物件かどうか分かるぐらいの情報量が必要だと感じました。

そこから1年ほど構想し、福岡で起業することに決めました。やるなら全国的に使ってもらえるサービスにしたい、ベンチャーとして自分が30代のうちに上場を経験したいと思い、あえて知り合いのいない福岡で2016年に『Live Search』を設立しました。

私たちの強み


福岡発の新しい事業ですが、すでに複数の大手企業にも利用して頂いています。私たちのサービスが全国規模の情報サイトに載ることで、他の不動産会社の目に留まりやすくなります。

マーケティングとしてバイラル的に増えていく要素があるので、大手に使って頂いていることは強みですね。あとはサービスを年間契約にしているところです。

不動産会社さんからは、導入のときはちょっと契約しづらいとよく言われます。頼みたいときだけもっと気軽に頼みたいと。ただ、私たちとしては、「不動産業界のアウトソーシング」を定着化していきたいという思いがあります。

例えば、ユニクロだと販売する人とマーケティングする人は別ですよね。商品もプロのカメラマンが撮影するのが当たり前です。しかし不動産会社は、物件の撮影も販売もマーケティングも、全部不動産会社スタッフが自前でやってしまっている。

このままではユーザーファーストな物件情報はいつまでも増えないと思っているので、不動産業界でも、専門家が空室を撮ることを定着化させたいと考えています。

現状の空室数などをヒアリングして、その中でこのぐらいの割合を毎月撮って空室をどんどん減らして行きましょう、と。そこを納得して頂いた上で契約いただいています。

会社によって契約満了の期間がバラバラなので、スイッチングコストがかかるモデルです。したがって、結果的に競合が入ってこれない形になっていますね。

さらに近隣撮影やVRパノラマなどオプションを用意し、ストックとフローの両方を備えたビジネスを目指しています。

目指す世界、実現したいこと


新たに「空室期間自動分析サービス」を始めるつもりです。これは、物件ごとにどれぐらい空室期間があるかを自動で可視化できるサービスです。

今後、人口減少に伴い入居率が下がっていくのは間違いありません。その中で「物件が1年のうちどれぐらい稼働しているか」を把握しておくことが重要だと感じ、ツールを作りました。

間取りやエリアごとに空室期間が見られるので、各会社でどのエリアが強いかなども分かるようになります。ゆくゆくは、特定の地域における平均データを開放して、各会社のデータと比較してもらうことも考えています。

私たちのサービスが福岡県内のシェアでトップになったら、次は全国展開するつもりです。システムがもう出来ているのでいつでも進出できるんですが、福岡でトップを取ってからの方が色々と動きやすいと思うので。

九州は、不動産ポータルサイトのシェアが圧倒的に少ない。ITに対する価値がまだ乏しいんだと考えています。そういう場所でシェアが取れたら、どこでもやって行けると思うんですよ。

抱えている課題


あえて言うなら人材です。今、導入期なので年間利用量は倍増していますし、退会率も下がっていて数字の課題感はありません。なのでこの伸びをさらに加速できる人に来てもらいたいです。

与えられた目標を達成するにはどうすればいいか、分解して考え数字を作っていける人がいいなと。営業に力を入れていきたいので、BtoBの経験がある人がもっと必要です。

クライアントの数もどんどん増やしていきたいですし、売上もさらに伸ばして上場までの時間を短縮したいと思っています。

移住検討者へのメッセージ


福岡は過ごしやすいですし、自分のペースで仕事できる場所だと思います。東京で事業をする場合、新しいことを始めるとすぐに競合が入ってきて真似されてしまうリスクがあります。

不動産事業は専門性があるのですぐに参入されることはないですが、福岡の方がベンチャー同士の削りあいみたいなものが少ないと感じますね。そういう意味でも、新しいことが始めやすい環境があります。

『Live Search』に合う人は、大前提としてうちのサービスが好きな人。

本心から「いいサービスだ」と思っている人の方が、コミットしたときにパフォーマンスが出せるはずなので、そういう方にぜひ来てもらいたいですね。

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YOUTURNからのコメント


緻密な事業戦略と、徹底したユーザーファースト


高尾大輔

YOUTURN 取締役 キャリアコンサルタント


不動産業界という巨大な市場においては、物件の取引や不動産投資の分野を中心にテクノロジーが進化してきています。

そんな中、物件の写真と間取り作成代行という「ニッチ」だけど「コア」なサービス開発に取り組み、着々と事業を成長させている株式会社Live Search(リブ・サーチ)。

代表の福井さんの印象は、「起業するべくして、起業した人」。会社設立から数年間でプロダクト・マーケット・フィット(PMF)を徹底して実行し、ピボットを通して現在の事業にたどり着いたとのこと。

今日に至るプロセスは、まさに福井さんの情熱の結晶であると感じます。そして、その根源にあるのは私たち一般ユーザーに向けた「分かりやすい物件情報を届けたい」という純粋な想い。

「不動産テック」という言葉がバズワードのように飛び交う中で、冷静に本質的な業界課題を見極める。そして虎視淡々とイノベーションの機会を伺う、将来がとても楽しみなスタートアップ企業です。

福岡をベースに事業展開を進める一方で、東京など大都市圏への進出を目指す同社。

会社のビジョンや理念、事業やサービスに共感しグロースさせていく既存事業の責任者候補。また、今後控えている様々な新規事業を推進をする事業責任者候補を募集しています。

IPOに向けて成長の歩みを止めない、そしてユーザーファーストに突っ走るLive Search(リブ・サーチ)に注目です。

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会社概要


事業所(本社)

福岡県福岡市中央区天神3丁目6-16オフィスニューガイア天神CLAIR 3階

資本金

5,570万円

年間売上

非公開

代表者

福井 隆太郎

設立年月

2016年9月

従業員数

16名

関連業界

不動産/テクノロジー/Saas

url

https://livesearch.co.jp/about/

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