福岡発、電子券・パスプラットフォーム!

革新性の源泉は多様性認めるカルチャー

私たちについて


私たちは、スマホウォレットを活用したクラウドサービス「KINCHAKU」を開発・運営しています。「KINCHAKU」は決済機能はもちろん、ポイントカードやクーポンなど財布に入っている全てのものをデジタル化して管理できるツールです。

iPhoneには「Wallet」、Androidのスマホには「GooglePay」という標準アプリがあり、その中に機能が追加できるため、店舗独自のアプリを作る必要はありません。

さらに、様々な業界のユニットエコノミクス情報をAIで分析し、中小企業の生産性を高めるための研究・開発もおこなっています。

事業内容


「KINCHAKU」は、『スマホウォレットを活用した O2O クラウドサービス』です。スマホのウォレットアプリには、Suicaやクレジットカードなどの決済系と、飛行機の搭乗券やポイントカード、クーポンのようなものが追加できるようになっています。

アプリの中に追加できるそれらのことを「ウォレットパス」 といいます。「KINCHAKU」は、 お店がウォレットパスを発行・配布・消込・解析するまでの流れを一括で管理し、簡単に運用することができるサービスです。

店舗独自のアプリを作った場合、まずお客様にアプリをダウンロードしてもらうことがハードルになります。「KINCHAKU」はスマホの標準アプリを利用するため、ダウンロード不要で運営コストもかかりません。

さらにウォレットパスを軸にして顧客をエンゲージメントしたり、継続利用の促進をしたりと、マーケティングのプラットフォームとしても活用できます。

創業のストーリー


前職は東京のスタートアップで、COOとしてSaaSの開発や運営をしていました。福岡に移り、株式会社KINCHAKUを設立したのは2018年です。

現在、世の中は商品を売り切るビジネスから、サービスとして提供するモデルにシフトしています。そこで重要になるのがユニットエコノミクス(1顧客当たりの収益性)です。

まず、コワーキングオフィスやパーソナルジムなど、継続利用を基本とする事業向けに会員証機能がついたウォレットパスを作りました。

そのうち、様々なところで継続課金決済型のビジネスモデルが使えるとわかりました。リサーチを進め、クーポンやポイント機能なども追加して、モバイルウォレットを軸にしたロイヤリティマーケティングにシフトしたんです。

さらに多くの業種に向けた今のモデルの「KINCHAKU」は、1年前にリリースしました。

私たちの強み


バックグラウンドが多様な人たちが集まり、自由なワークスタイルで、他が真似できないクリエイティブなアイデアや発想を生み出していることです。

勤務環境は、形より結果を重視したスーパーフレックス。会社として、ダイバーシティ&インクルージョンを追求しています。

また、ウォレットパスに特化しているクラウドサービスの中では「KINCHAKU」が日本初です。様々な事業から集まったデータをAIが分析し、ロイヤリティマーケティングの提案ができることも強みだと思います。

目指す世界、実現したいこと


「KINCHAKU」の次のステージとして、よりデータ分析にフォーカスしたサービスを展開していく予定です。AIが顧客の利用パターンを分析し、改善や新規事業を立ち上げる際の材料にできる機能を加えたい。

顧客と店舗、双方の利便性を高めることで、最終的には物理的な財布をなくしスマートフォンだけで生活できる社会を目指しています。

会社としては、今の働き方を改革をしていきます。勤務スタイルを自分で決めることができ、さらにライフステージに合わせて変えていける仕組みを作ろうと思っています。

抱えている課題


今時点(2020年8月取材)では、コロナ禍で営業が難しくなっていることですね。顧客である飲食・観光業が厳しい状況ですし、飛び込み営業もできません。

多くの企業がそうだと思いますが、どうやって今の時期を乗り越えるかが課題です。ただ、「今後はデジタル化しないと生き残れない」というふうに考える経営者が増えており、問い合わせや資料請求は増加しています。

「KINCHAKU」は非接触型のサービスなので、紙のカードを使うより衛生的なんですよ。例えば病院の診察券をデジタル化して次回の予約時間を通知できるようにしたり、市役所の番号札をデジタル化し混雑を解消したりと、新たなポテンシャルも感じています。

移住検討者へのメッセージ


もっと多くの人に、福岡に来てほしいですね。東京に人口が集中しすぎている現状は、色んな意味でマイナスだと思います。インフラや衛生管理の負担に加え、物価も高い。

もっと人材が地方に移っていくべきではないでしょうか。もし東京で起業していたら、情報のノイズが多くてここまで事業に集中できなかったと思います。

首都圏は山ほどイベントやメディア露出の機会があるけれど、そこに注力するより、営業やプロダクト作りに集中したほうが自分たちのためになる。東京から離れているからこそ、やれることがあると考えています。

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社員紹介・インタビュー


濱野さん

入社以前にしていたこと

KINCHAKUのオフィスに通ううちに、「この人たちと働きたい」と思うようになったからです。あとは英語が好きで、ずっと英語を活かした仕事をしたいとも考えていました。

それで声をかけて頂いた時に、KINCHAKUなら英語も使えるし人もいいしと、迷うことなく決めました。

仕事は未知の分野でしたが、わからないことは何でも聞ける雰囲気なので不安はありません。今も色々と教えてもらいながら進めています。

入社した理由

CSマネージャーとして、お客様のサポートや、店舗を訪ねてヒアリングした内容をエンジニアにフィードバックしています。会社の魅力はたくさんありますが、一番はやっぱり人ですね。

キャラクターが強い人ばかりで楽しいです。

これからも、「KINCHAKU」という便利なサービスを世の中に広めていきたいと思っています。カスタマーサポートとしてお客様としっかり関わりながら、引き続き手厚いサポートを提供していきます。

今、取り組んでいること

CSマネージャーとして、お客様のサポートや、店舗を訪ねてヒアリングした内容をエンジニアにフィードバックしています。会社の魅力はたくさんありますが、一番はやっぱり人ですね。

キャラクターが強い人ばかりで楽しいです。

これからも、「KINCHAKU」という便利なサービスを世の中に広めていきたいと思っています。カスタマーサポートとしてお客様としっかり関わりながら、引き続き手厚いサポートを提供していきます。


YOUTURNからのコメント


世界各国からパラレルワーカーが集結!福岡で最もダイバーシティに溢れた企業


高尾大輔

YOUTURN 取締役 キャリアコンサルタント


電子決済やFintechの中でも、ウォレットパスというツールに着目したKINCHAKU社。実はこのプロダクト開発までに数回ピボット(事業転換)を経ているとのこと。

できる限り早く市場で試して、仮説と結果が異なればすぐに方針転換をするスピード感は、まさにグローバルなスタートアップ思考そのものです。

在籍するメンバーはとてもユニークで多様なバックグランドを持ち、みなさん一様に会社とサービスへの強い愛着を感じました。

また世界各国からもリモートでプロフェッショナルチームを結成し、世界レベルのプロダクトにするため試行錯誤しているとのこと。場所にも時間にも囚われないKINCHAKUらしさ、国際色豊かなスタートアップの面白さと言えるでしょう。

このクラウドサービスを市場に受け入れてもらえるか、まさに企業としてはとても重要なフェーズにあると思います。そして、KINCHAKUが狙う「ポイントカード市場」は数兆円とも言われるとても大きなマーケットです。

ダイバーシティを強く推進する組織で、自ら事業を作り上げていく面白さは福岡はもちろん日本でもなかなか経験できないかもしれません。

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会社概要


事業所(本社)

福岡県福岡市博多区博多駅東2-8-26-602

資本金

6,514万円

年間売上

非公開

代表者

新宮ドミ

設立年月

2018年7月

従業員数

10名

関連業界

Fintech・ビッグデータ

url

https://kinchaku.com/about/

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