空気環境対策を社会インフラに。

業界のパイオニアが目指す未来

私たちについて


私たちは「世界の空気をうつくしく」をミッションとして、室内の空気環境を改善するため2006年に大分県で設立しました。コロナ禍以前は、一般的に空気という目に見えないものに対する対策の重要性はほとんど考えられていませんでした。

そこで、エビデンスに基づいた方法で、安全に細菌やウイルスを抑制する紫外線照射装置「AEROSHIELD(エアロシールド) 」を開発しました。

これまでに、病院や高齢者施設、オフィスや飲食店など1000施設以上に導入されています。空気に対する関心が高まっている今、10年以上この事業に取り組んでいる先駆者としてのノウハウをもって、空気環境対策を社会インフラにすることを目指しています。

事業内容


紫外線照射装置「AEROSHIELD」は、高さ2.1m以上の天井面に紫外線を水平照射することで、人の頭上に24時間、紫外線ゾーンを形成し、自然対流によって通過する空気のウイルスや細菌対策をすることで、空間全体の空気環境対策ができる製品です。

ウイルスや細菌は、人によって持ち込まれるため、人がいる空間で対策をする必要があります。しかし、強い薬や化学物質を空間噴霧すると、人体にも影響するため、無人の時にしか噴霧できません。

その点、紫外線照射装置「AEROSHIELD」は人に直接当たらないように制御して紫外線を照射しているため、有人の空間で空気環境対策をし続けることが可能です。

人の体温や動きによって自然に空間中の空気が循環し、紫外線照射ゾーンを通過していくため、効率的かつ効果的に空気環境対策をすることができます。

私たちは10年以上、実際の施設や空間で浮遊菌検査や実証実験を重ね、空気環境のデータを蓄積してきました。ただ機械を設置するだけではなく、専門的な知見を用いて、各施設に最適な空気環境対策を提案しています。

創業のストーリー


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空気環境を課題と感じたきっかけの1つは、祖父が入所した高齢者施設でのことでした。高齢者施設では肺炎に罹患する方が多かったんです。

そこで施設の浮遊菌検査を行ったところ、肺炎の原因になる菌が予想より多く検出されました。さらに調べていくと、病院の専門的な施設ぐらいでしか、室内の空気全体に向けた効果的な対策を取っている場所がないことが分かったんです。

空気清浄機を導入している施設は多いですが、機械周辺の一部の空気に対して効果があっても、空間全体の空気の対策をするのはなかなか難しいものです。また、無人の空間に消毒を行っても、そこに人が入ってきたらまた対策が必要になります。

「空気中の感染リスクを減らす対策を、継続的にできないだろうか」という思いから研究開発を進め、「AEROSHIELD」の製品化と同時に現エアロシールド株式会社を設立しました。

私たちの強み


一番の強みは製品と思われることが多いのですが、実際は製品が良いだけでは売れません。空気に対して問題意識を持っていない方にも意識を持って頂くために、製品というより「信頼できる空気環境対策」を販売しています。

お客様は病院や食品工場、オフィスなど様々です。さらに病院の中でも、診療科ごとに感染対策は異なります。例えば産婦人科だったら、妊婦さんは抗生物質などの薬が飲めないので、感染リスクはできるだけ少ない方がいい。

空気環境対策の大切さを理解して頂くためには、製品の説明より、そういったアプローチが必要なんです。

食品工場も千差万別なので、扱っている食品ごとの品質管理を理解した上で話さないといけません。相手を知る努力を徹底し、お客様ごとの環境に合わせて個別カウンセリングしながら10数年やってきました。

その結果、知識やノウハウがかなり蓄積されていますし、提案力もついています。

ただ製品を売るだけの会社だったら、コロナ禍で空気環境に対する類似の製品が増える中、残れなかったと思うんですよ。正直、実空間での効果に関して信憑性の低い商品もたくさん出てきています。

その中で、先駆者としてエビデンスや経験の伴った提案ができることが強みだと思っています。

目指す世界、実現したいこと


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新型コロナウイルスの感染拡大によって紫外線照射装置「AEROSHIELD」の問い合わせが増えていて、ありがたいことなんですが、同時に信憑性が低い製品が出てきていることに危機感を感じています。

これからは今まで以上に消費者側にも、本当に効果がある製品を見分けるための知識を持ってもらわなければいけません。

パイオニアとしての自負があるからこそ、次の展望として空気環境について広く啓蒙する活動もやっていかなければと思っています。私たちはもともと、商売のためというより、感染症で苦しむ人を減らしたいという思いで事業を始めたので。

感染経路は色々ありますし、「AEROSHIELD」だけで100%そのリスクを防ぎ切れるものでもありません。今後、自分たちで更なる開発を進めながらも、他社に良い製品があれば一緒に協力しながら、空気環境対策を社会インフラにしていきたい。

将来的には、空気環境対策が当たり前になって、どの建物にも必ず導入されている状態にしたいと思っています。

抱えている課題


コロナ禍で世の中の意識が大きく変わったとはいえ、まだ大多数は「まあいいか」という感覚なんですよね。ここを変えていくために、例えば行政と組んだ方がいいのかもしれないし、観光業と組んだりできるかもしれない。

インフラ化するために、従来の考え方からもう1歩進んで脱皮する必要性を感じています。また今後は、販売数を伸ばして会社を大きくするのではなく、事業をダイナミックに拡大するための業務提携も視野に入れています。

そんな中で、営業戦略を一緒に考えられるメンバーを探しています。私の代わりに企画して営業推進していける人、私がいなくても組織をしっかり束ねてくれる人を早く育てることが課題です。

移住検討者へのメッセージ


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地方にいることの可能性は、自治体から注目して頂きやすいことです。県からビジネスイベントに呼んで頂いたり、東京だったら声がかかるか分からないけれど、大分だと目立ちやすい部分はあるかもしれません。

反対にデメリットはあまり感じません。もちろん東京の方が市場は大きいですが、それは東京に常駐すれば良い話なので。あとは環境的にも、東京よりストレスが溜まらないと思います。営業は車で移動できますし、空気も気持ちいいですよ。

仕事に関しては、第一に誠実であることが重要だと思っています。社内に対してもお客様に対しても、ずっと「正直・誠実・思いやり」を大事にしてやってきました。

もし社内で誠実さに欠ける行為があれば注意しますが、それ以外で前向きに考えて取り組んだことがうまくいかなくても、全然失敗だとは感じません。誠実で前向きな人だったら、きっとうちの社風に合うと思います。

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社員紹介・インタビュー


Interview

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山本さん

入社以前にしていたこと

前職は、理化学機器の分析装置を扱う輸入商社で、営業をしていました。11年勤務し、最後の約3年は全国を2人で担当。装置を売るだけではなく、提案営業もしていました。

導入前にお客様から分析したいものを少しもらって、分析方法を研究し、そのノウハウも一緒に納品するんです。自分たちで全部手を動かしていたので、技術のこともわかるし、装置の修理や設置工事も1人でやっていました。

当時身につけた小さい組織でのやり方だったり、お客様の気持ちになって喜んで頂ける提案を考えたりするところは、今の仕事も変わらないと思います。

入社した理由

転職活動中にエアロシールドの求人内容を見て、こんな装置があるんだと興味を持ったんです。まさに今必要だし、将来結婚して子供ができた時に、これが病院や学校に普通に入っている社会だったらいいなと思ったんですよね。

6月15日に社長面談をして、19日に入社。「やるしかない」と決めていたのですぐに入りました。

もともとは東京採用の予定だったんですが、大分本社の勤務でもいいと聞いて、行ってみようと思いました。出身は神奈川ですが、前職で大分にも何回か来ており、住む場所はあまり重視してなかったです。

実際に来てみると、大分は東京のようにごみごみしてないし、便利さはありながら静かなところがいいと思います。

今、取り組んでいること

営業だけではなく、商談後の設置工事にも立ち会っています。自分たちで工事ができるわけではないですけが、その現場にしっかり責任を持って、最後まで見ることを重視しているので。導入からメンテナンスまで、全部できることがうちの会社のいいところですね。

他にも、販売店さんへの営業指導や、安全に使っていただくための考え方も伝えています。次のステップとしては、新規の販売店の立ち上げなど、今の業務をもう一段アップさせたサポートをやっていく予定です。

社内の風通しが良くて人間関係もいいので、非常に働きやすいですし、やりがいを感じています。

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土師さん

入社以前にしていたこと

広島出身で、東京の大学に進学しました。夫が地元の大分に戻ると言うのでついて来たんですが、勢いで来てしまったので最初は友達もおらず慣れなかったですね。

前職は、別府の特別支援学校です。授業を教えるわけではなく、寮のような場所で子どもの生活指導や生活支援を行っていました。車椅子の子をお風呂に連れて行ったり、トイレの介助をしたり。体力も使うんですけど、預かっているお子さんに対する責任も強く感じる仕事でした。

入社した理由

前職で一緒だった人が、先にエアロシールドで働いていたんです。それで今年の6月、私が仕事を探していた時に「来ない?」と誘って頂きました。事務職もですけど、民間企業自体が初めてだったので、とにかくチャレンジ精神だけで「行ってみよう」と。

面接前にホームページや社長のインタビューを見て、「人の役に立ちたい」という思いがすごく伝わってきました。自分の中でも、そこは一番大事にしたい部分だったので、通じるものを感じました。

入社して1か月ぐらいは、全然役に立てている感じがしなくてずっと緊張してましたね。でも、先輩達が相談しやすい空気を作ってくれたこともあり、どんどん楽しくなっていきました。みんな優しいし、面白い人が多い会社だと思います。

今、取り組んでいること

製品の出荷準備や送り出しをしたり、請求書を出したりといったバックオフィスを担当しています。また、各施設で実施した浮遊菌検査の結果報告書も作っています。

今後は、現場で実際のお客様の声を聞いてみたいですね。社内には、「やりたい」と言ったら「いいよ」と言ってくれる空気があります。事務だから事務のことだけやって、という感じではないので。

大きい会社だったら決まった役割の中で動く必要があると思うんですけど、そうではないから、どんどん成長できそうだと感じています。


YOUTURNからのコメント


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きれいな空気で時代を切り拓く大分発ベンチャー


高尾大輔

YOUTURN 取締役 キャリアコンサルタント


大分県を拠点に主力製品の「エアロシールド」を展開し始めた2006年に、「空気の質」がこれほどまでに重視される世の中になることを誰が想像していたでしょうか。

まだ市場があるか分からない状態での立ち上げは相当な苦労があったそうです。単なる製品販売ではなく、空気のマネジメントがいかに重要かを啓蒙し、少しずつ顧客を増やしてきました。

大分駅周辺の飲食店に行くと、エアロシールドを導入している店舗も見受けられ、地域とともに歩んできたストーリーが感じられます。

また代表の木原さんから伝わってくるのは強い使命感。世の中がウイルス感染の不安を抱くなか、安心して生活していける環境を作るために、全国、そして全世界に、正しい知識と良いプロダクトを広めていくという決意が表れています。

大分県発、地域を背負い世界に出ていく気概のあるベンチャー企業として今後注目度が高まっていくこと必至。同社の想いに共感して、一緒に事業を創っていく経験はきっと貴重なものになるはずです。

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会社概要


Company profile

事業所(本社)

大分県大分市大字木上394番地の12

資本金

1,000万円

年間売上

非公開

代表者

木原 寿彦

設立年月

2006年3月

従業員数

15名

関連業界

製造/メーカー

url

https://www.aeroshield.co.jp/

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