1956年創業の空調設備/冷熱関連機械を作る設備メーカー。
生活と切っても切り離せない、建物や飛行機などの空調・冷熱管理。長い歴史のなかで培われたテクノロジーを武器に、安定した市場で半数のシェアを占める商品を作っている。
顧客のニーズにしっかりと応えるセミオーダー対応をしており、大きなシェアと高い利益率を誇る。東南アジアをはじめ、巨大市場を持つ北米やヨーロッパへのグローバル展開を視野に入れている。
システム領域では、サーバー、インフラに重きを置いており、グローバルでコミュニケーション、インフラ、ネットワークシステムを統一したいという構想があるようです。この構想を具現化すべく、管理し実行できる方の採用意欲が旺盛でした。
共通のインフラ基盤を作ることができれば、ローカルエリアに管理部門を配置することなく、グローバルで24時間稼働が可能となることから、同社ではバックヤードを統一したいという狙いがあるようです。
想定されるフィット感高い人材のイメージ
・買収した企業のデータを空研工業のシステムにどう組み込んでいくか、部分最適だけでなく全体最適を考えて構築できる方や、エグゼキューションできる方
・例えばITコンサル出身など、経営の課題をもとにシステムの在り方を描き、ソリューションを考えられる方
・抽象度の高い構想を言語化し、具体まで落とし込んで実行できる、いわば翻訳や通訳のような動き方をとれる方
などが例として挙がりました。
キャッシュ・マネジメントを統括できる税務系人材を求めています。この背景には、運用で堅実な利益を会社として生み出せるよう、借り入れを除いた税引き後のキャッシュを増やし、全体最適を考え投資を行い回していきたいというような、上場企業で株主の利益を最大化していく経営方針とは一線を画す考えがあるようでした。
例として、税引き後の現金を増やすために、法人税対策など、グローバルな視点での節税や税務周りのご経験(移転価格税制)がある方、などが挙がりました。