新規事業+海外というニーズはこれまでと変わらないとのことでしたが、特に以下4つの能力を発揮してくださる方を求めていらっしゃるご様子でした。
① PM(プロジェクトマネージャー)
ディレクター+外部折衝、営業、予算管理、事業の方向性を俯瞰できる視点を持つ方
②ディレクター
企画立案からスケジュール管理、それらを遅延なく調整する能力を有する方
③マーケター
・事業案の調査、開発:すでにあるものではなく、どういう事業を作っていくかというような前段階を考えられる方
・海外対応、高い言語化能力、抜け漏れなくクリティカルシンキングして提案できるような方
④ M&A
海外を前提とした買収戦略を立案・実行できる方
この4つの能力を有する方であれば、新規事業に経験や自信がない方でも採用したいと考えていらっしゃるようです。
どれも俯瞰視点・回す視点を持っていないとできないことに加え、その中でも新規事業ができる方というのはかなり稀少だと思われるので、相応の年収で応えつるもりとのことでした。
今回のお話でこれまでとの変化を感じたのは、「面接に求めていたもの」についてです。
今までは、面接の中で「大きな絵を描くことができ、かつ実働もできる人かどうか」を見極めようとされていたようですが、最近は将来的に構想を描いてほしいと思うものの、入社後一緒に働いていくうちに方向性やマインドが整う状態になれば良いのではないかと考えるようになってきたそう。
「絵を描くことができる」というのは、どうしたらいいかわからないことを明確にして、そこからどう現実にしていくのか構想を描けるという力のこと。
山村さんや生嶋さんがその力をどうやって身につけたのかを尋ねたところ、山村さんは幼少期にどう人を楽しませようかといった視点を持って独自の遊びを考え、遊んでいたそうで、一方の生嶋さんは、モバイル通信からiPhoneが誕生したように、異分野の変革が別の場所(植物)で起きたら何が起こるのだろうか?といったことを日々考えていらっしゃるそうです。
現状は「絵を描く力」を持った人なのか見極める解が見つかっていないということでしたが、新規事業+海外展開のための人材を求めるwelzoでは「その領域を切り開いていきたい」という強い意欲や好奇心、柔軟な思考力と行動力を持った方が期待されているようでした。