地域密着のサービスを「動かす人」とDXで!

歴史ある地方銀行の新たな挑戦

私たちについて


私たちは、久留米市に本店を持つ第一地方銀行です。福岡の5つの地方銀行のうち、福岡県南に本店があるのは筑邦銀行だけです。より地域に寄り添った、伴走型のサービスを提供することを使命としています。

特に重視しているのは、お客様と対人的な接点(ヒューマン・タッチ)をしっかり築き、これまでのお付き合いで培った信頼と信用を基に、お客さまからの多様で高度化するご要望に応えることです。

そのためには、お客さまに一流のサービスを提供しベストパートナーとみていただける「動かす行員」の育成・採用と、ヒューマン・タッチにリソースを集中させるために、それ以外の業務を徹底的にデジタル化する必要があります。

時には銀行員の枠を超えて、人を動かし、心を動かし、未来を動かす「動かす行員がいる銀行」と、デジタル化を推進していきながら、対面でのお客さまとの最後の接点(ラストワンマイル)はどこにも負けない銀行でありたいと考えています。

事業内容


預金・貸金事業や外国為替、有価証券運用など、既存のビジネスを磨き上げることで、コロナ禍でのお客さまの経営支援や当行のファンドを活用したスタートアップ支援を行っています。

それに加えて、新たな中核的なビジネスの構築を目指して、お客さまの支援ビジネスの推進と、さまざまな地域課題の解決支援に主体的に取り組む地域共創事業に力を入れています。

2020年1月にはインターネット金融最大手のSBIグループと資本業務提携し、SBIの金融商品を地元のお客様に紹介する資産運用ビジネスを始めました。

このほかにも、Yamatoさわかみ事業承継機構と提携した株式永久保有を特徴とした事業承継支援、従業員1名からでも加入できる企業型確定拠出年金、地域商社機能による新たな商流の創造。

そして電子地域通貨、電子プレミアム商品券の提案による地域活性化。農業関係者をつなぐ「ちくぎんアグリネットワーク」というプラットフォームの提供など、将来楽しみなビジネスが動き始めています。

こうした新たな中核的なビジネスを作っていく上でも、お客さまの支援ビジネスを担える「動かす行員」が必要です。

また、地域創生×ICT、地域創生×人材紹介、地域創生×人材紹介といった我々の思いを「地域実装」していくためには、やはりデジタル技術もうまく取り入れながら、筑邦銀行の新しいブランドイメージを確立していきたいと思っています。

創業のストーリー


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筑邦銀行は戦後生まれの銀行で、2022年に創立70周年を迎えます。戦後復興の際、久留米市でも資金需要が高まったのですが、当時は地元の銀行がなかったため、資金が福岡市や筑豊地方に流れていました。

そこで、久留米市をはじめとした福岡県南部の旧3市7郡の商工会議所、商工会が中心となり、地元産業の育成・振興のために設立されたのが筑邦銀行です。

こうした設立の経緯こそが当行のDNAのベースとなっており、創立以来、地元の中小・零細企業および個人の方々を主なお客様として、金融サービスの提供に加えて、地域の課題解決や地域経済の活性化に努めてきました。

あまり知られていませんが、銀行の貸出残高に占める中小企業向け貸出残高の比率は、10年連続で地方銀行の中で一番の高さなんです。

私たちの強み


地域に対する思いや愛情が強いこと、そしてお客様をよく知っていることです。お客様とコミュニケーションを重ねることで、本当に求めておられる情報や人材を知り、解決策を提供できるアレンジ力も強みです。

また、行員の中には、メガバンク出身者、日本銀行出身者、他の地方銀行出身者、大手証券会社出身者といった中途採用者や、中国人、ベトナム人といった行員が活躍しているなど、人材の多様性(ダイバーシティ)も強みです。

おかげさまで、ある調査によると、筑邦銀行のお客さまは、当行のことを他の人に薦めたいという推奨意向が強いという結果が出ています。お客さまが当行に対して愛着と信頼を抱かれていることを誇りに思っています。

今後、少子高齢化でマーケットが小さくなる中、どうやって他の金融機関と差別化していくかが課題となるでしょう。私たちは、強みである「お客様とのラストワンマイルの密着度」で差をつけたいと考えています。

目指す世界、実現したいこと


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現在、取り組んでいる新しい分野は、新たな中核的なビジネスの構築を目指して取り組んでいる、お客さまの支援ビジネスの推進と、さまざまな地域課題の解決支援に主体的に取り組むための地域共創事業です。

具体的には、「資産形成支援」、「事業継承支援」、「地域商社機能の強化」、「地域通貨・プレミアム商品券の電子化」の4つです。

事業承継は、跡取りがいなくて廃業せざるを得ない貴重な資産・技術を、後継者を見つけて繋いでいく事業です。銀行はお客様がどんな事業をしていて、何を求めているかをよく知ってる立場です。

マーケティングやブランディングを自社で行うことが難しい中小企業向けに、我々が間に入って商社機能を果たすことができれば、新たな付加価値になるはず。そういった地域商社機能についても、これから取り組んでいきます。

さらにデジタル化の一環として、地域通貨やプレミアム商品券の電子化事業を、九州電力、SBIグループと共同で全国ベースに展開していこうとしています。

地域に密着した我々だからこその、かゆいところに手が届くサービスが提供できると思いますし、そこを起点として、九州電力やSBIグループと一緒に、ブロックチェーン技術や、自動運転、脱炭素社会に向けた環境技術といった最先端の潮流を「地域に実装」できる可能性を感じています。

抱えている課題


お客様との密着度はそのままに、いかにフィンテックやデジタルトランスフォーメーションといった新しい潮流を組み込んでいくかが、一番の課題です。デジタル化を企画するメンバーと、その基盤を作るシステムリテラシーがある人材の確保が必要ですね。

加えて、新たな中核のビジネスモデルにしようとしている、お客さま支援ビジネスや地域共創事業を担ってくれる、「動かす人材」も必要です。こういう問題意識から、当行は、2021年4月に、これまで慣れ親しんできた経営理念を改訂し、「動かす人が活躍する組織」という理念を前面に掲げることにしました。

過去にはない新しい次元のサービスを展開していく中で、我々がどういう銀行になるかを自身の行動で示せる、ブランドイメージになるような人に来てほしいですね。

今は、お客様もオンラインで色々な情報が取れる時代ですから、銀行側もより一層の勉強が必要です。受け身ではなく、能動的にお客様や地域を動かし、ひいては時代を動かしていける人と一緒に、「動かす行員がいる新しい銀行」を作っていきたいと思っています。

移住検討者へのメッセージ


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私も8年前、33年ぶりに関東から福岡にUターンしてきました。久留米はインフラも子育て環境も整っており、住みやすい町だと思いますよ。家族が安心して暮らせることが良い仕事に繋がると考えているので、移住に関しては何なりと相談して頂きたいですね。

また社内には、能力のある人を素直にリスペクトして受け入れる風土があります。規模が大きすぎないからこそ、外から来た人も比較的仕事しやすい環境になっていると思います。

久留米というポテンシャルのある町を本当に盛り上げるためには、外の力が起爆剤として必要です。我々の意識を変える絶好のチャンスでもありますし、一緒に進化していきたいと思っています。

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社員紹介・インタビュー


Interview

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藤田さん

入社以前にしていたこと

最初に就職したのは、九州の地方銀行です。そこに約20年勤務した後、長年の経験を活かし新しい金融サービス創造の道を進みたいと思い、東京で新規銀行の開業プロジェクトに携わりました。

担当分野は、銀行全体のシステム開発・予算計画策定・執行管理、IT戦略立案・推進等のマネジメントで、基盤システムやインターネットバンキングシステムなどの新規構築のリーダーもやっていました。まだ設立準備会社だった頃からプロジェクトリーダーの1人として、3年ほど働きました。

ある程度、会社の基礎作りをやり遂げた達成感を感じていたことに加え、福岡の父が体調を崩したこともあり、Uターンすることにしました。

入社した理由

もともと、筑邦銀行の前システム部長と仕事上のつながりもあり、私が「福岡に戻ろうと思う」と話をしたところ声をかけて頂きました。

「これからどんどんデジタル投資をやって、地方銀行を変えていきたい」という強い思いを聞いて、今までの経験を活かしたお手伝いができるのではと思い、半年ほど前に中途採用で入りました。

入ってみると、銀行としてやりたいことは多々あれど。人手不足もあって、まだまだ出来ていない部分があるなと。そのギャップを埋めることが私の仕事だと思っています。

今、取り組んでいること

基盤ラインやサイバーセキュリティなどの取りまとめをやっています。また、3年ごとの中期経営計画が4月から新しくスタートするので、そこに紐づいた開発や予算の計画も意見交換しながらまとめているところです。

前職では数十人のチームで働いていたので、今は小規模になった分、現場が見えやすくなりました。久々に現場に近い仕事を楽しんでいます。

社内には、中途で入った人間をあたたかく受け入れてくれる雰囲気があり、働きやすいと感じました。新しいことを一生懸命に吸収しようとする人や、意見を求めてくる人が多い印象です。

特に金融のバックグラウンドがなくても、他業種と交流した実績があるとか、オープンイノベーションの分野に関心がある人だったら、筑邦銀行の新事業でも活躍していけると思います。

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山口さん

入社以前にしていたこと

出身は福岡で、前職は大手証券会社でリテール営業をしていました。全国に勤務地があったため、九州、関西、関東と移りながら15年ほど働きました。

福岡に両親がいることもあり、いずれは戻りたいと思っていたんですが、異動希望がなかなか通らなくて。他にも様々なきっかけが重なり、2年前にUターンして筑邦銀行に入りました。

入社した理由

転職活動中に金融機関をいくつか受けた中で、一番心に響いたのが筑邦銀行だったんです。面接では、新しい銀行に変わるために外部の力を取り入れようしている姿勢を感じました。

入ってみると、前職と比べて「同じ金融機関でもこんなに違うんだ」と思いました。銀行はインフラ上必要な組織ではあるけれど、ビジネスとして利益が出しにくい構造なんだと。今の金融環境なども含め、実際に目の当たりにして「こんなに厳しいのか」と感じました。

今、取り組んでいること

営業店で、主にお客様の資産運用や生活設計のお手伝いです。今からの時代、運用投資していかないとお金は増えません。投資はリスクではなく、投資しないことがリスクといいえるかもしれません。

金融リテラシーを向上させることが1つの使命だと思っています。さらに、地盤となっている県南の活性化もやっていきたい。せっかく地元に帰ってきたので、地域を元気にするお手伝いがしたいと思っています。


YOUTURNからのコメント


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人とITで地域経済を躍動させる。地銀に新しい風を


高尾大輔

YOUTURN 取締役 キャリアコンサルタント


地域のことをよく理解し、その地域への想いをのせてサービスを提供する九州を代表する地方銀行「筑邦銀行」。久留米という土地に深い愛着を持っているからこそ、そこに住む人々が豊かな暮らしを実現するためにさまざまなサービスを提供しています。

そして、全国の地方銀行にとって楽観的な時代ではなくなってきている現在、筑邦銀行はDX(デジタルトランスフォーメーション)に積極的に取り組んでいく意思を強く感じました。

IT部門には、ローソン銀行立ち上げなど「銀行 x IT」で数々のキャリアを積んでこられた方が責任者として立ち、今後はオリジナルのスマートフォンアプリの開発など、インターネットキャリアの人材採用も含めて積極的に投資をされていく計画とのこと。

これまで「人」が地域密着で築き上げてきた顧客体験やサービスと、ITの力を融合していくことで地銀の新しい姿を体現しようとされています。その先頭に立つのが、冒頭インタビューにご協力いただいた取締役・常務執行役員の執行さん。

ご自身もUターン経験をされていることもあり、移住を伴う転職に対する理解が深く、転職者への手厚いフォローも約束してくれました。地銀の未来を見据えるリーダーとの元で、活躍できる機会を創出してくれるものと思います。

福岡市内から通勤される方もいらっしゃるようで、アクセスも良い久留米という土地で腰を据えて銀行のDXにチャレンジしたい方。お待ちしております!

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会社概要


Company profile

事業所(本社)

福岡県久留米市諏訪野町2456番地の1

資本金

800,000万円

年間売上

非公開

代表者

佐藤清一郎

設立年月

1952年12月

従業員数

537名

関連業界

銀行/DX

url

https://www.chikugin.co.jp/

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