大手総合商社の双日と九州大学を母体とし、2023年6月に設立されたばかりの企業。九州大学が進める国家プロジェクトとして、地球温暖化の抑制に直結するDAC技術を事業として広めていく。
九州大学がサイエンスを追求するのに対し、同社はこの世界トップレベルの技術の実用化を追求。母体の双日が得意とする事業者側への展開を通じて、DAC技術の社会実装を実現させようとしている。
DAC(Direct Air Capture)とは、一言でいうと、大気中からCO2を回収する技術。膜を使ってCO2を回収するという、世界トップレベルの技術を開発したのが九州大学の藤川教授。藤川教授の技術であれば大規模施設は必要なく、家庭レベルでCO2を回収できるという可能性に非常に期待されている。
化学系・ケミカルエンジニアリングをバックグラウンドに持つ方や、それ以外にも、装置など機械系や電気系のエンジニアリングに専門を持つ方にも幅広くお会いしていきたいという意向をお持ちでした。
大気中からCO2を回収するDAC技術を搭載した装置にも展開するとみられ、ものづくりにかかわるニーズも広がっているようです。
設立間もない双日 × 九大発ベンチャーである同社の開発のコアをリードし担っていただけるような、自ら可能性を切り開いて行きたい方にとっては魅力的なチャレンジができそうです。
企業からの引き合いも多く、対外的な交渉や一連の契約に関わるなど事務方の業務も発生しているそうです。
技術者バックグラウンドで、技術系に携わりながらもマネジメントも含めて担うことのできる方がおられれば、ぜひまずはカジュアル面談を通じて会話の機会を持っていきたいとのことでした。