リアルな事例をYOUTURNスタッフが本音で解説!福岡移住のスケジュールと物件探し【前編:30代単身男性】

移住転職コラム・ノウハウ
09/13/2024 更新

移住を伴う転職活動は、多くの人にとって大きな決断です。加えて、どのようなスケジュール感で動けばいいのか想像できないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、実際に東京から福岡への移住転職を実現された事例を基に、移住スケジュールや注意点について解説していきたいと思います。

Case1・Case2 の前後編でご紹介しますので、ぜひお役立てください。 ▼【無料・登録所要時間3分】YOUTURN会員登録はこちらから!

Case1:Aさん(30代男性単身)の場合

まずは、30代男性Aさんの移住スケジュールを見ていきましょう。
2022年1月にYOUTURNへ会員登録されたAさん。
1年ほど悩まれた後、移住転職活動を再開され2023年11月中旬に内定、翌12月に内定応諾となりました。
前職の退職日と新しい職場への入社日が決まり、年が明けた2024年1月に福岡への引越し準備を本格的に開始。
YOUTURNとも連携してまずはオンラインで物件探しを行うことになります。

希望条件と譲れないポイント

大手不動産サイトにアクセスして、なんとなく物件を探し始めることも多いかと思いますが、ぜひその前に行っていただきたいのが、「自分が何を重視しているか」という優先順位の整理です。

立地を重視するのか、広さを重視するのか、セキュリティを重視するのか……。人によって何を重要とするのかは異なります。
条件を書き出していく中で、その事柄が絶対に譲れないことなのか「あったらいいな」と思うくらいのことなのか、区別していきましょう。

Aさんの場合単身での移住だったため、会社へのアクセスの良さに加えて移住後も東京へ行く頻度が高いことを予想し、立地・交通の利便性を重視したいこと、物件自体は築年数よりも間取り、特に独立した部屋のある物件が良いというご希望があったので、そちらを念頭に置きながら具体的な物件探しに入りました。

候補物件のピックアップ

福岡での住まい探しをインターネット上で行う場合、不動産情報ネットふれんず を利用するのがおすすめです。

この「ふれんず」は、福岡県約5500社が加盟する(公社)福岡県宅地建物取引業協会の不動産情報サイトで、検索時点で申込みが可能な物件のみ掲載されています。

Aさんからお伺いした条件と優先順位を基に、ご希望に近そうな物件をいくつかピックアップ。
具体的な物件資料を見ながら対話を重ねることで、Aさんのご希望もより明確になっていきました。

シビアな現実

Aさんがご希望されているエリアにある不動産屋へYOUTURNのスタッフが向かい、候補に挙がった物件を内見できるか尋ねたところ、どれも申し込みが入ってしまったと伝えられます。

3月・4月は不動産の繁忙期であるため、特に条件が良い物件の場合内見なしで申込みが入ることも珍しくないということでした。

その場でAさんに連絡を取り上記のことをお伝えして、インターネット上には出ていない物件だと不動産屋に教えられた情報を紹介します。

Aさんは福岡のご出身ではなかったので、エリアの特徴や駅からの距離感等もお伝えした方がよいと思い、一旦不動産屋を出て紹介された物件周辺の動画や写真を撮影して共有しました。

実際に足を運んで物件の周辺状況をお伝えしたところ、図面だけではわからない部分が明らかとなり、当初ご希望されていた「独立した部屋のある間取り」よりも「住環境」を優先する、というお考えに変化が生じました。

勇気ある決断

更にその翌日、絞り込んだ物件の内見を行いました。最終的に内見できた物件は3件。
その中で図面上気がかりな点や周辺環境を動画や写真に収めてAさんへお送りしました。

その日のうちに内見ができた1件へ「本申込みします」とお返事をいただき、審査~契約に入っていただくこととなりました。

ご自身の目で直接確認されていない。福岡という土地にも慣れていない。
そんな状況での決断は、本当に勇気のいるものだったと思います。

しかしAさんは早期に決断されたことで、快適な生活を送れていると素敵な笑顔をされていました。
「東京で今の物件と同じような環境の住まいを探そうと思っても難しいと思う。住めたとしても家賃だけで3倍はするんじゃないかな?」と仰っていたのが印象的でした。

入居までのパターンと注意点

引越し先の物件を選ぶ際、2つのパターンが考えられます。
既に空いている物件と、退去予定が決まっている(=入居中)物件です。
今回のAさんの場合で考えてみましょう。
Aさんは4月1日が入社日と決まっていたので、3月中旬のお引越しを想定されていました。
したがって、Aさんが取れる選択肢は「①:現在空室で内見できる物件」か「②:1月末退去予定のため内見できない物件」の2つでした。
それぞれの懸念点は、①の場合「空家賃を支払う必要があること」、②の場合は「想定していた状態でない可能性があること」です。

結果的に今回Aさんは①を選択されましたが、人によって何を重視するかは違うため、どちらの方が良いと一概には言えません。

移住に向けた準備は複数の手続きや行動を伴いますので、自分が何を重視しているのかを明確にし、何にどれくらいの時間を割くことができるのか、スケジュールに余裕を持って進めることが成功の鍵となります。
【後編】では、ご家族3人で移住された40代女性のケースをお届けします。(近日公開予定)

最後に

東京から福岡への移住は、ライフスタイルや家族構成に応じた計画が必要です。

今回紹介した事例を参考に、スムーズな移住を実現できるようご自身のニーズに合わせた準備をしっかりと行いましょう。

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著者 YOUTURN編集部
YOUTURNは、累計100名以上のハイクラス・エクゼクティブ、大都市の最前線で活躍されたビジネスパーソンの九州・福岡への移住転職を支援するエージェントです。地域特化、UIターン転職ならではフル・オーダーメイド転職支援を通じて、今世の中の求人票にはない、あなただけの求人ポジションをつくります。

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