なぜYOUTURNは「共同代表制」で運営しているのか|YOUTURNが『今』伝えたいこと_Vol.6

移住転職コラム・ノウハウ
07/11/2025 更新

YOUTURN会員の皆さん、
こんばんは!

毎月配信することを目標に、
YOUTURNが「今」伝えたいこと。
通称「今つた」もvol.6に到達!

ただ、今回は冒頭から、
みなさんに謝罪しないといけません。

実は6月はコラム書けず、
更新の目標が途絶えてしまいました。

理由は明確にあるのですが、
いつかこの場で
皆さんに報告したいなと思います。

やや残念な気持ちもありつつ、
早速今日のテーマに
入っていきたいと思います!

さて今回は、

「なぜYOUTURNは
共同代表制で運営しているのか」

について、
お話ししていきたいと思います。

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このテーマに入るにあたって、
まずはYOUTURNという会社の
歴史についてご説明していく
必要があります。

当時の代表・創業者である
中村義之によって、
福岡に本社を構えるかたちで
2016年5月に誕生します。

当社は今年度、
ついに10期目に突入しました。

企業の存続率については
規模や業種によって諸説ありますが、
10年で少なくとも3割の会社が倒産。

ベンチャー企業に限ると、
10年存続率は6.3%。

私たちもまさに奇跡のような確率で、
何度も危機をかいくぐってきた...
と断言することができるかもしれない。

この点において、企業経営の本質は
「秀逸なビジネスモデルの構築」
あるいは、「高い利益体質の実現」
といった話ではなく、

「企業体として存続し続ける」
という一点にのみあるなのでは?
と考えてしまいますね。

YOUTURNを存続し続ける、
その成功確率が最も高い方法は何か。

それを考えに考えた結果として、
「2人で代表取締役を担う
「共同代表」という選択をした」

ということになります。

いっても、共同代表制を採用している
企業はたくさんあります。

しかしYOUTURNは、
高尾と津金で株式も50%ずつ、
社長あるいはCEOを名乗ることもない。

さらに役員報酬までも
全く同じ金額という話です(笑)。

これも界隈ではよく言われますが、
「資本政策において株式比率を
50%/50%すると、うまくいかない。
誰かが1%でも多く持つべきだ」

と。

2023年12月に、当時100%株主で
創業者の中村から株式を譲渡したい
という話を受け、今日に至るまで、

どちらかが多く株を保有するという
話をしたことがありません

もちろん株式を買い取ることに
対しての議論は散々しましたが、

持ち株比率については一切議論を
交わさずに「ハンブンコ」
でした。

共同代表を採用しているのは、
この資本政策が大方の理由ですが、
実はそれ以外にもあります。

それはU・Iターンの
移住転職エージェント事業を
成立させる上で、

お互いが強みとするスキル領域が
明確に違う
という点です。

転職エージェントの仕事は
平たくいうと、「マッチング
」です。

読者の皆さんのように
「U・Iターン転職希望するユーザー」
と、
「東京で経験を積んだ
ビジネスパーソンを採用したい企業」

の間に接点を作っていくこと
です。

その接点をウェブを使って
大きく認知を取りに行く「空中戦」、

面談や商談などヒト対ヒトの会話で
仲間を増やす「地上戦」。

空中戦は津金、地上戦は高尾。

それぞれがキャリアを積み重ね、
得意とする領域が全く別だからこそ、

お互いがリスペクトを持って
共同で会社を経営できているのだろう
そう思っています。

これらの「違い」があるから成り立つ、
一方で、「共通」するものもあります

それは私たちの原体験にあります。

簡単にいうと、我々は10代の頃に、
「ある類似した経験」をしています


我々がまだ少年、青年の時代で、
シビアな状況に置かれる体験をし、
自力で何とか這い上がってきました。

ここで具体的に言及できませんが、
「それなりに大変な出来事だった」
ということは言えるかもしれません。

これらの共通の原体験が、私たちの
暗黙的な価値観の共有に繋がり、

仕事や経営という枠を超えた、
「人生に向き合うスタンス」
体現していると感じています。

「違い」と「共通」が絶妙に、
ハイブリットしている状態
ですね。

ほぼ100%、議論で解決できるし、
お互いの着地がどこにありそうか、
最近はそこもシンクロしてきました。

2人で2倍じゃない、10倍の成果を。
これが2025年度のテーマです。

来年の3月に、10倍成果出しました。
というブログを書きたいので、
皆さん応援してください!!(笑)

さて、今回は、
「YOUTURNがなぜ共同代表を
とっているのか」、

というかなり内部的なお話でした。

少しでもYOUTURNや、私たち経営陣に
興味を持っていただけたら幸いです。

世の中にある会社の数ほど、
成り立ちや背景、ストーリーがある。

私たちが皆さんにご紹介する
福岡のパートナー企業も然りです。

手前味噌ですが、
YOUTURNのパートナー企業の経営者は
本当に素敵な方ばかりです。

いつか読者の皆さんと経営者との
ご縁が作られる日を楽しみにしています。

YOUTURN共同代表 
高尾大輔 津金大樹

著者 津金 大樹
2022年からYOUTURN取締役、2023年より代表取締役就任(共同代表)。YOUTURNの移住転職サポート事業立ち上げ時の2018年から参画。ウェブマーケティング、コンテンツ制作を担当。 当社就任以前は、株式会社LITALICOで新規事業開発部に所属し、プラットフォーム立ち上げ。それ以前は、結婚式場の口コミサイト「みんなのウェディング」にてウェブマーケティングやコンテンツ制作、プロダクト開発に従事。新卒で日立製作所に入社。1984年福島県生まれ。

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