福岡で未経験の業界へ!全員が誇りに思い、世の中にインパクトを残す事業へのチャレンジ
福岡への移住転職に興味はあるけれど、やりたい仕事が見つからないのでは……と踏み出せない人も多いと思います。
株式会社スカイディスクで働く國徳さんは、前職で東京勤務も経験しました。東京と福岡、両方の良さを知った上で転職した國徳さんに、これまでのキャリアや仕事のやりがいについて聞きました。
機械工学を学んだ後に、ネット広告の代理店へ就職
ー福岡出身の國徳さんは、九州大学の工学部で機械工学を学びました。卒業後はネット広告の代理店に入社します。なぜその道に進もうと思ったのですか。
もともと、飛行機や宇宙が好きだったので、関わる仕事ができたらと思って機械航空工学科に進みました。でも実際に入ってみたら、飛行機やエンジンの仕組み自体には興味が持てないことに気づいて(笑)。
なんとなくネット広告に興味があったので、その分野に進もうと決めました。結果が数字で見えることや、そこからPDCAを回せることが楽しそうだと思ったんです。
ー前職は福岡にオフィスがある、ベンチャーの広告代理店ですよね。
そうです。勢いがある会社に行きたいと思ったのと、社長がとても印象的だったので決めました。会社も成長のフェーズだったし、人数も事業規模も大きくなっていき、見ている景色が変わっていくことを想像するとわくわくしたんです。
ー東京に行ってみて、いかがでしたか。
東京はとにかく人が多くて、みんながせわしなく日常を送っている、せかせかしたイメージがありました。実際に住んでみると、福岡にいたら出会えないようなコミュニティにもたくさん参加できて、思っていたより楽しかったです。
一方で、家賃もご飯も高いし、人は多いし、毎日生きるだけで必死。一生懸命生きてるのにお金が減っていって、なんでこんなにつらいんだろうって。ただ生きるために働いている感覚が苦しくもありました。
もっと自分の人生を楽しみたい、知識やスキルを身につけたり、誰かに貢献したりしたいと思っていました。
決まっていないから楽しい。ベンチャー企業の魅力
ー國徳さんは、東京で広告代理店の営業を担当していました。2年後に異動で福岡に戻り、広報と人事に携わります。
東京でのセールス時代、まだ新人の頃に化粧品の大手企業を担当させてもらい、そこでお客さんとの関わり方やプロジェクトの進め方を学びました。
その後福岡に戻り、広報と人事をすることになったのですが、今まで積み重ねてきた仕事の仕方とは違って、キャリアとしては再びゼロスタートになった感覚でした。
広報と人事は、入社当初からやりたいと思っていました。私を採用してくれた人事担当がすごく素敵な女性で、その人と一緒に働きたくて。東京でもずっと「福岡に戻りたい」「広報と人事をやりたい」と言い続けていました。
ありがたいことに、たくさんのチャンスを与えてもらえたので、何とか結果を残そうと奮闘する毎日だったのですが、ふと、今の自分が転職活動したらどうなるのか試してみたくなって、YOUTURNに登録しました。
ーいくつか転職先の候補があった中で、スカイディスクに決めた理由を教えてください。
一番は福岡に本社があることと、新しいチャレンジができそうだったことです。転職活動を通じて、「自分にも意外とやれることがある」と気づきました。
しかし、東京に比べ、福岡は会社の選択肢が多くありません。そんな中で、スカイディスクは世の中にインパクトを与える事業を始めようと、良い人材が集まってきている。その思いや熱さが伝わり、「ここかもしれない」と感じました。
ー転職先もベンチャーで探していたのですか。
はい。ベンチャーの良さって、決まっていないことだと思います。こうすればいい、という型がないことが楽しいので。あと、ちゃんとお客様のためになる仕事がしたいと思っていました。
ー入社後の印象はどうでしたか。
「製造業×DX」という事業イメージから、超エンジニア集団で独特の雰囲気がある会社かと思っていました。でも入社してみたら、みんな普通の人たちで(笑)、私の持っていたエンジニアのイメージとはまったく違いましたね。
社内の風通しの良さ、意見の言いやすさにも驚きました。上の人たちが、話しやすい雰囲気を作るために努力してくれていると感じます。社員間の議論も活発で、全員が本気で事業を成功させようとしている。難しい問題にぶつかっても、悲観的にならず、どうしたら前に進めるかをみんな考えているんです。
優秀な人が集まり、誇りを持って進めている事業なので、きっと成功するだろうと思います。
カスタマーサクセスとして未経験の業界へチャレンジ
ー國徳さんは現在、SaaS事業部に所属し、再びカスタマーサクセスを担当しています。具体的にはどんな業務をおこなっていますか。
今は、サービス導入を検討しているお客様の商談に同席して、営業と一緒に受注する仕事がメインです。この先、実際に契約された方とのやり取りが増えてくると思います。
入社してすぐ、お客様の工場を訪ねる機会がありました。「現場の方たちは、こういう考えで計画を立てているんだろうな」と実際にイメージできたことは大きかったです。
製造業は、私が思っていた以上にアナログの世界でした。情報がデータ化されていなかったり、勘やコツに頼っていてうまく言語化されていなかったりと、DX以前の問題も多いです。まずは、使えるようにデータを揃え、環境を整えるところからスタートしなければいけません。
やることはたくさんありますが、お客様の希望を実現するための、最初の一歩から並走できることにやりがいも感じています。
ー今回の転職活動で、YOUTURNを利用した感想を教えてください。
転職エージェントの人って、早くマッチングさせるために、本当は合ってないのに勧めたりしてくるんじゃないかと思っていたんです。
でも、YOUTURNのキャリアコンサルタントの方はすごく話しやすくて、押し付けられている感じがなく、「しっかり話を聞いて相談に乗ってくれる人」という印象でした。
ー福岡に戻ってこられて、いかがですか。
最高ですね、本当に嬉しいです。ただ、もっと色々な会社が増えればいいのにと思います。
福岡市はコンパクトシティなのが良い半面、遊びに行く場所が天神か博多に限られることが残念でもあります。でも最近はどんどん再開発が進んでいるので、新しいビルができたり、色んな会社が福岡に来たりすることが楽しみです。
<執筆後記>
「これからも、カスタマーサクセスのスキルを身につけて、キャリアを積んでいきたい」と語っていた國徳さん。東京ではなく福岡で、世の中に貢献できる仕事を探した結果、スカイディスクにたどり着きました。
YOUTURNでは、単なる職探しに留まらず、将来に向けたキャリア設計のお手伝いをいたします。福岡へ移住転職をお考えなら、ぜひ一度ご相談ください。