既存事業のバリューアップから新領域開拓まで。100年企業の未来を創る|welzo代表金尾さんx 生嶋さん
移住転職後キャリアモデル
07/26/2024 更新
東京でパナソニック株式会社の新規事業を経験し、福岡へUターン転職した生嶋さん。
その転職先は、100年続く肥料・飼料の老舗問屋から新たな価値創造を目指す企業へと変革を遂げつつある株式会社welzoでした。
今回のインタビューでは、既存の枠にとらわれない新規事業の立ち上げに取り組む生嶋さんの3年間の軌跡と、その可能性を見出した金尾社長の視点を通じて、U・Iターン人材が地方企業にもたらす価値を探っていきます。 ▼無料キャリア面談への申し込みはこちらから スピーカー:
金尾 佳文さん(welzo代表取締役社長)
生嶋 拓也さん(welzo New Biz Development Sect)
高尾 大輔(YOUTURN代表取締役)
高尾:
そうですね。生嶋さんは前職がパナソニックということで東京の大企業で新規事業を手がけていた方。このようなキャリアの方で、welzo(当時社名:ニチリウ永瀬)という会社を知っている方はおそらくほとんどいないだろうということで、まずは会社について知ってもらう機会を設けようと思い立ったんです。
「welzo社の新規事業の責任者(山村さん)と話しませんか」と、生嶋さん以外にも何人かに声をかけてアレンジし、2020年12月に開催しました。
——金尾さんから見て、当時の会社の状況はいかがでしたか。
金尾:
2020年4月に前社長からこの会社を任されるにあたって、どういう形で運営したらよいか、改めて全体を見渡して、いろんな人たちと話をして考えたんです。結局のところ、ビジネスとしては昔ながらの問屋で、市場性に鑑みるとこのままではシュリンクしていかざるを得ない。
そうしたなかでは、社員たちの考え方も含めて会社を変革していく必要がありました。一方で、これまで手掛けてきた園芸や農業領域の可能性はこんなもんじゃないだろうという思いも持っていました。
特に、注目していたのがオープンイノベーションの重要性です。そこで、株式会社Zero-Tenとともに事業共創プログラムを実施。さまざまな会社と接するなかで園芸・農業の可能性を広げていくとともに、ネットワークを拡大させていきました。
こうしたなか、新規事業の創出にあたっては、これまでとは違う発想で物事を考えられる人材が重要であり、採用に注力すべきであると考えるようになったんです。その後、YOUTURNとの出会いがありました。
——YOUTURNとして生嶋さんの今後のキャリアにとって一番良い選択肢を提案するうえで、高尾さんには当時どのような将来像が見えていましたか。
高尾:
生嶋さんは当時20代後半という若さでしたが、ビジネスパーソンとしての成熟度が高い印象を受けていました。学生時代から事業に興味を持ち、前職の大手メーカーでは新規事業開発を軸に据え自身のキャリアを構築されてきています。
変化の激しい時代においては、固定領域の専門家ではなく、あらゆる領域のなかで事業を作っていける人間でなければキャリアが頭打ちになってしまうという課題にも早いタイミングで気づかれていました。
また、大手メーカーでの経験から、新規事業を創出するうえでは、機動力と資本力のバランスが大事だという考えをお持ちでした。当時welzoは、100年続く既存事業がしっかりあるなかで、新規事業を立ち上げるにあたり、機動力を重視する必要がある状況でした。企業体力もあるので、生嶋さんにぴったりの環境だと思ったんです。
——当時は知らなかった会社の新規事業責任者の山村さんや代表の金尾さんとお会いして、どんな印象をお持ちになりましたか?
生嶋:
「本当におもしろい人たちだな」というのが率直な感想です。新しいことへの貪欲さを感じましたし、私自身、新しいことを追い求められる環境に身を置くことが単純に好きなので、魅力的でしたね。
特に代表の金尾は会社の変革に対して、極めてピュアに真っ直ぐ向かっている印象でした。一方で、根底にはこの会社を変えていくんだという強い信念や覚悟も感じられました。
——金尾さんからみて生嶋さんの最初の印象はいかがでしたか。
金尾:
山村から絶対に生嶋を採用したいという話を聞いていましたので、「彼がそこまで言うんだったら」という信頼感が根本にありました。私はオーナーではない代表ですから、これから先も次の100年も続く会社にしていかないといけない。いい形で続けていくための布石を今打たなければならない状況で、やはり若手の層を厚くしておかなければなりません。
今から必死に新しい事業を作り込んで、それが花開いた暁には会社の中心になる人材。生嶋は、「九州に戻ってきて、新しいことをやってやるんだ」という意識がはっきりしていました。まだ20代で、東京でキャリアを積む選択肢もある中で決断してきたことも魅力でした。
生嶋:
想像以上にやりたいことをやらせてもらえたな、と。それは自分にとってもそうですし、会社にとっても、社会にとってもやるべきことをやれているように感じています。
前職では、良くも悪くも会社の仕組みがしっかりしすぎていました。また私個人として感じていたこととして、利益を追求する「会社の論理」が強く、「顧客や社会のために」という意識はどうしても二の次という印象。
一方、welzoでは、これから仕組みを作っていこう、会社を変えていこうという段階にあるため、顧客や社会にとってどうなのかという視点を持って新規事業に取り組むことができています。
既存部門も含めた会社全体としても、私が入社した3年前と比べて変革の方向に意識が向き始めているように思っています。それはやはり、金尾を含めた経営陣が各部門の幹部社員に対して常にメッセージを発信していることが大きいですね。
——新規事業に取り組むにあたり、社内の風土づくりで意識されていることはありますか。
金尾:
既存事業で売上が100億単位で複数あるような会社ですから、どうしたって新規事業の成功ハードルは高まるし、周りの目は厳しかったと思います。社内での居心地の悪さみたいなものや、やりにくさは確実にあったはず。
新規事業を始めると決めたものの、当初は風当たりも強かったと思うし、山村には重たい十字架を背負わせたなと。私から言わせると中途採用で入社した彼にとっては不遇の時代もあったと思う。
それでも生嶋というパートナーを迎えて、私自身も周りから文句が出ないような動きやすい環境を作ると同時に、新規事業メンバーがやっていることや考えていることを共有する社内向け座談会を何度も行いました。今も続けています。
結果として、新規事業チームは少しずつ頼られる存在になりつつあり、実際に既存部門からの相談がくるようにもなってきています。
——改めて生嶋さんの3年間のご活躍を総評するといかがですか。
金尾:
率直に、事業に対する成果や評価についてはまだまだこれから。将来的に会社の大きな財産になる可能性を秘めた新規事業を創出しようとしているからこそ、一筋縄ではいかないし時間もかかる。
ただそこに対しては、良い感じでアプローチできているように思います。特に生嶋自身は、物怖じせずメンバーをリードできるような存在に成長してきています。加えて、彼と同年代の30代前半の社員たちに「負けたくない」「勝負したい」という気持ちが生まれている手応えもあり、彼の入社によって様々な効果が現れていますね。
金尾:
国内においてはナンバーワン戦略を取ることで、ファーストコールカンパニーを目指していきます。たとえば、飼料領域において、当社は養殖魚の餌の原料として魚粉を扱っていますが、北九州の工場の生産量でいえば国内で2位。これを1位にまで持っていきます。それだけでなく、自社で餌の製造も手掛けようとしており、陸上養殖会社との提携も模索しています。こうしたノウハウをしっかりと蓄えて、海外展開していくことも視野に入れています。
農業の領域も同様です。単に農家さんと仲良くなるのではなく、農家さんを儲けさせる仕組みを作る。そうした発想で、従来の属人化した商売ではなく、世界に通用する農法を開発し、等しく農家が利益を得られるようにして海外展開していく。そうした取り組みが必要だと考えています。
これまで当社は長年正直に問屋だけをやってきたといえます。もちろん、この歴史は無視できないものです。けれども、今後はその可能性をより広げていく動きにも注力していこうと思っています。
——生嶋さんはそういったビジョンのなかで、どのような役割を果たしていきたいですか。
生嶋:
1つは、既存事業のバリューアップです。養殖の餌から養殖業に進出する話もありましたが、今まで卸売という領域で培ってきた経験や強みを活かしながら、バリューチェーンを拡張していく。それにより自分たちの事業領域をさらに拡大し、企業価値向上に貢献していきたいと思っています。
もう1つは、まったく新しい領域への挑戦です。今までやってきた事業領域を超えて、新たな価値創出にも取り組んでいきたいです。
金尾:
生嶋が意識している「顧客や社会のために」という視点を大事にしてほしいと思っています。
そこから見えてくる社会課題の解決と農業・園芸が秘めている無限の可能性とを掛け合わせた新規事業チームの挑戦に、期待しています。
金尾:
器用な人というよりは、「九州に帰ってきて、これをやりたいんだ」という明確で熱い意思を持った人。本気でやる気のある人。これに尽きますね。
生嶋:
私は、「自分からあるべき環境を作っていこうとする人」だと思います。たとえば、会社のルールでも、時代に合った最適なルールがある一方で、人間は現状維持を楽に感じてしまうので既存のものを変えていくことは難しい。
それでも、自分の力で変えていくんだという気概がある方と一緒に働きたいです。現状に甘んじたり、環境のせいにしたりせず、顧客や社会にとって本当にあるべき姿を追求して、自ら環境を変えていける。そうした人に来ていただきたいと思っています。
一方、生嶋さんの言葉からは、Uターン転職が単なる「地元回帰」ではなく、新たなキャリアステージになり得ることがわかります。大手企業では実現できなかった「やりたいこと」への挑戦。それを可能にしたのは、変革に向けたwelzoの強い意志ではないでしょうか。累計の移住転職実績100名以上!
その転職先は、100年続く肥料・飼料の老舗問屋から新たな価値創造を目指す企業へと変革を遂げつつある株式会社welzoでした。
今回のインタビューでは、既存の枠にとらわれない新規事業の立ち上げに取り組む生嶋さんの3年間の軌跡と、その可能性を見出した金尾社長の視点を通じて、U・Iターン人材が地方企業にもたらす価値を探っていきます。 ▼無料キャリア面談への申し込みはこちらから スピーカー:
金尾 佳文さん(welzo代表取締役社長)
生嶋 拓也さん(welzo New Biz Development Sect)
高尾 大輔(YOUTURN代表取締役)
「九州に戻って新しいことをやってやるんだ」という強い意思が、変革を目指す会社の状況にマッチ
——生嶋さんは、2020年10月にYOUTURNの会員登録をされています。YOUTURNとしては、素晴らしい方に登録してくださったという印象がありました。そこから一度、ニチリウ永瀬(現welzo)とのオンライン座談会を開催したんですよね。高尾:
そうですね。生嶋さんは前職がパナソニックということで東京の大企業で新規事業を手がけていた方。このようなキャリアの方で、welzo(当時社名:ニチリウ永瀬)という会社を知っている方はおそらくほとんどいないだろうということで、まずは会社について知ってもらう機会を設けようと思い立ったんです。
「welzo社の新規事業の責任者(山村さん)と話しませんか」と、生嶋さん以外にも何人かに声をかけてアレンジし、2020年12月に開催しました。
——金尾さんから見て、当時の会社の状況はいかがでしたか。
金尾:
2020年4月に前社長からこの会社を任されるにあたって、どういう形で運営したらよいか、改めて全体を見渡して、いろんな人たちと話をして考えたんです。結局のところ、ビジネスとしては昔ながらの問屋で、市場性に鑑みるとこのままではシュリンクしていかざるを得ない。
そうしたなかでは、社員たちの考え方も含めて会社を変革していく必要がありました。一方で、これまで手掛けてきた園芸や農業領域の可能性はこんなもんじゃないだろうという思いも持っていました。
特に、注目していたのがオープンイノベーションの重要性です。そこで、株式会社Zero-Tenとともに事業共創プログラムを実施。さまざまな会社と接するなかで園芸・農業の可能性を広げていくとともに、ネットワークを拡大させていきました。
こうしたなか、新規事業の創出にあたっては、これまでとは違う発想で物事を考えられる人材が重要であり、採用に注力すべきであると考えるようになったんです。その後、YOUTURNとの出会いがありました。
——YOUTURNとして生嶋さんの今後のキャリアにとって一番良い選択肢を提案するうえで、高尾さんには当時どのような将来像が見えていましたか。
高尾:
生嶋さんは当時20代後半という若さでしたが、ビジネスパーソンとしての成熟度が高い印象を受けていました。学生時代から事業に興味を持ち、前職の大手メーカーでは新規事業開発を軸に据え自身のキャリアを構築されてきています。
変化の激しい時代においては、固定領域の専門家ではなく、あらゆる領域のなかで事業を作っていける人間でなければキャリアが頭打ちになってしまうという課題にも早いタイミングで気づかれていました。
また、大手メーカーでの経験から、新規事業を創出するうえでは、機動力と資本力のバランスが大事だという考えをお持ちでした。当時welzoは、100年続く既存事業がしっかりあるなかで、新規事業を立ち上げるにあたり、機動力を重視する必要がある状況でした。企業体力もあるので、生嶋さんにぴったりの環境だと思ったんです。
——当時は知らなかった会社の新規事業責任者の山村さんや代表の金尾さんとお会いして、どんな印象をお持ちになりましたか?
生嶋:
「本当におもしろい人たちだな」というのが率直な感想です。新しいことへの貪欲さを感じましたし、私自身、新しいことを追い求められる環境に身を置くことが単純に好きなので、魅力的でしたね。
特に代表の金尾は会社の変革に対して、極めてピュアに真っ直ぐ向かっている印象でした。一方で、根底にはこの会社を変えていくんだという強い信念や覚悟も感じられました。
——金尾さんからみて生嶋さんの最初の印象はいかがでしたか。
金尾:
山村から絶対に生嶋を採用したいという話を聞いていましたので、「彼がそこまで言うんだったら」という信頼感が根本にありました。私はオーナーではない代表ですから、これから先も次の100年も続く会社にしていかないといけない。いい形で続けていくための布石を今打たなければならない状況で、やはり若手の層を厚くしておかなければなりません。
今から必死に新しい事業を作り込んで、それが花開いた暁には会社の中心になる人材。生嶋は、「九州に戻ってきて、新しいことをやってやるんだ」という意識がはっきりしていました。まだ20代で、東京でキャリアを積む選択肢もある中で決断してきたことも魅力でした。
顧客や社会の視点も含めて新規事業に取り組める環境がある
——入社後の3年間を振り返っていかがですか。生嶋:
想像以上にやりたいことをやらせてもらえたな、と。それは自分にとってもそうですし、会社にとっても、社会にとってもやるべきことをやれているように感じています。
前職では、良くも悪くも会社の仕組みがしっかりしすぎていました。また私個人として感じていたこととして、利益を追求する「会社の論理」が強く、「顧客や社会のために」という意識はどうしても二の次という印象。
一方、welzoでは、これから仕組みを作っていこう、会社を変えていこうという段階にあるため、顧客や社会にとってどうなのかという視点を持って新規事業に取り組むことができています。
既存部門も含めた会社全体としても、私が入社した3年前と比べて変革の方向に意識が向き始めているように思っています。それはやはり、金尾を含めた経営陣が各部門の幹部社員に対して常にメッセージを発信していることが大きいですね。
——新規事業に取り組むにあたり、社内の風土づくりで意識されていることはありますか。
金尾:
既存事業で売上が100億単位で複数あるような会社ですから、どうしたって新規事業の成功ハードルは高まるし、周りの目は厳しかったと思います。社内での居心地の悪さみたいなものや、やりにくさは確実にあったはず。
新規事業を始めると決めたものの、当初は風当たりも強かったと思うし、山村には重たい十字架を背負わせたなと。私から言わせると中途採用で入社した彼にとっては不遇の時代もあったと思う。
それでも生嶋というパートナーを迎えて、私自身も周りから文句が出ないような動きやすい環境を作ると同時に、新規事業メンバーがやっていることや考えていることを共有する社内向け座談会を何度も行いました。今も続けています。
結果として、新規事業チームは少しずつ頼られる存在になりつつあり、実際に既存部門からの相談がくるようにもなってきています。
——改めて生嶋さんの3年間のご活躍を総評するといかがですか。
金尾:
率直に、事業に対する成果や評価についてはまだまだこれから。将来的に会社の大きな財産になる可能性を秘めた新規事業を創出しようとしているからこそ、一筋縄ではいかないし時間もかかる。
ただそこに対しては、良い感じでアプローチできているように思います。特に生嶋自身は、物怖じせずメンバーをリードできるような存在に成長してきています。加えて、彼と同年代の30代前半の社員たちに「負けたくない」「勝負したい」という気持ちが生まれている手応えもあり、彼の入社によって様々な効果が現れていますね。
海外展開も見据え、ファーストコールカンパニーを目指す
——今後のwelzo社全体の事業の展望について伺えますか。金尾:
国内においてはナンバーワン戦略を取ることで、ファーストコールカンパニーを目指していきます。たとえば、飼料領域において、当社は養殖魚の餌の原料として魚粉を扱っていますが、北九州の工場の生産量でいえば国内で2位。これを1位にまで持っていきます。それだけでなく、自社で餌の製造も手掛けようとしており、陸上養殖会社との提携も模索しています。こうしたノウハウをしっかりと蓄えて、海外展開していくことも視野に入れています。
農業の領域も同様です。単に農家さんと仲良くなるのではなく、農家さんを儲けさせる仕組みを作る。そうした発想で、従来の属人化した商売ではなく、世界に通用する農法を開発し、等しく農家が利益を得られるようにして海外展開していく。そうした取り組みが必要だと考えています。
これまで当社は長年正直に問屋だけをやってきたといえます。もちろん、この歴史は無視できないものです。けれども、今後はその可能性をより広げていく動きにも注力していこうと思っています。
——生嶋さんはそういったビジョンのなかで、どのような役割を果たしていきたいですか。
生嶋:
1つは、既存事業のバリューアップです。養殖の餌から養殖業に進出する話もありましたが、今まで卸売という領域で培ってきた経験や強みを活かしながら、バリューチェーンを拡張していく。それにより自分たちの事業領域をさらに拡大し、企業価値向上に貢献していきたいと思っています。
もう1つは、まったく新しい領域への挑戦です。今までやってきた事業領域を超えて、新たな価値創出にも取り組んでいきたいです。
金尾:
生嶋が意識している「顧客や社会のために」という視点を大事にしてほしいと思っています。
そこから見えてくる社会課題の解決と農業・園芸が秘めている無限の可能性とを掛け合わせた新規事業チームの挑戦に、期待しています。
変革に必要なのは、自分からあるべき環境を作っていこうという気概
——最後に、今後welzoで活躍できる人材像について教えてください。金尾:
器用な人というよりは、「九州に帰ってきて、これをやりたいんだ」という明確で熱い意思を持った人。本気でやる気のある人。これに尽きますね。
生嶋:
私は、「自分からあるべき環境を作っていこうとする人」だと思います。たとえば、会社のルールでも、時代に合った最適なルールがある一方で、人間は現状維持を楽に感じてしまうので既存のものを変えていくことは難しい。
それでも、自分の力で変えていくんだという気概がある方と一緒に働きたいです。現状に甘んじたり、環境のせいにしたりせず、顧客や社会にとって本当にあるべき姿を追求して、自ら環境を変えていける。そうした人に来ていただきたいと思っています。
<編集後記>
単なる事業拡大ではなく、社会課題の解決を見据えた新規事業の創出を目指しているwelzo。園芸を通じた高齢者支援や、農家の収益向上など、地域に根ざした企業だからこそ可能な取り組みが始まっています。一方、生嶋さんの言葉からは、Uターン転職が単なる「地元回帰」ではなく、新たなキャリアステージになり得ることがわかります。大手企業では実現できなかった「やりたいこと」への挑戦。それを可能にしたのは、変革に向けたwelzoの強い意志ではないでしょうか。
累計の移住転職実績100名以上!
福岡専門、ハイクラス・エクゼクティブ特化
登録無料で、情報収集とキャリア面談から
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