福岡では少ない製薬業界の選択肢。視野を広げ、ベストな決断ができた

私の移住転職ストーリー
01/19/2023 更新

コロナ禍で環境が変わり、転職を考え始めた人も多いのではないでしょうか。現在、KAICO株式会社で働く境さんも、コロナ禍がきっかけで転職を決意しました。

しかし、境さんが長年キャリアを積んできた製薬業界の求人は、福岡では見つからなかったそうです。YOUTURNと出会ったことで、福岡の製薬ベンチャーKAICOを知ったという境さんに、転職の経緯を聞きました。

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製薬メーカーで15年勤務

ーー福岡出身の境さんは、大学で、有機合成の研究室に入りました。その後、大学院で生命工学を研究し、原薬の製造メーカーに就職します。

前職で扱っていたのは、原薬と呼ばれる、医薬品製造に使用する場合の有効成分です。最初に北九州の研究所に配属され、大きな工場で安全に薬を作るにはどうしたらいいか考える、工業化研究の仕事を、6年ほど担当しました。その間に結婚・出産もして、次に品質保証の部署へ異動します。そこでは、GMP(Good Manufacturing Practice=医薬品の製造管理及び品質管理の基準)に即した製造支援をおこなっていました。

品質保証部門では、製造時の品質リスクの分析やサンプル調査、出荷時の品質調査やクレーム対応・原因調査を行うことが主な業務でした。また、それを顧客に文書で説明することもメインの仕事でした。それまでは、自分で手を動かして薬を作っている実感があったんですが、品質保証は正直、もの作りしている感覚がなく、「あまり面白くないな」と感じていました。

でも、当時の上司がすごくいい方で、「実際に物を作るわけじゃないけど、そういうシステムを作っていく仕事も、もの作りだよ」と教えていただきました。尊敬できる人で、色々相談させてもらいながら、品質保証を7年やりました。

コロナ禍で工場が閉鎖、転勤か転職か

ーー工業化研究部門、品質保証部門を経て、製造・試験などの現場業務に移った境さん。長年勤務した会社から、転職を決意した理由を教えてください。

最後に現場の仕事へ移ったのも「今後、品質保証へ戻った時に役立つから」という、会社側の配慮でした。ただ、私が担当していた品目は、作り始めてから20年ぐらい経っていたんです。品質は安定していて、トラブルが起こっても慣れっこというか、対処法がわかっていた。現状で大きな問題がないため、あまり予算がつかなくて。もっと改善したいと思っている自分と、周りとの温度差を感じていたところに、コロナ禍が始まりました。

多くの人が病院に行かなくなったことも一因だと思いますが、製造していた原薬が使われなくなり、他にも色んなことが重なって、工場が閉鎖することになってしまいました。そこで、大分への転勤話が出てきたんです。家が北九州なので、通うと1時間半ぐらいかかります。さらに、転勤先はシフト制だったので、土日が休みじゃなくなってしまう。家族、特に子どもに影響するため、なんとかしたいと思っていました。

すぐに前職を辞めるつもりはありませんでしたが、どうせ通勤に時間をかけるんだったら、転職という挑戦をしてもいいかな、と。ただ、業界は変えたくなかったんです。製薬メーカーはルールが一番厳しいため、他分野に行くと規制がどんどん緩くなっていくんですね。一度そっちに行ってしまうと、戻ることが難しいんじゃないかと思いました。しかし、九州にはあまり製薬会社がないため、複数のエージェントから紹介される会社が、かぶっている状態でした。


ーーKAICOと出会うまで、どのような会社を検討していたんですか。

最初、製薬のベンチャー企業があるとは思わず、よく名前を聞くような会社ばかり見ていました。ただ、そういう会社は勤務地が遠くて。YOUTURN以外の転職エージェントから紹介されるのは、近くても大分や山口の会社でした。あとは関東、関西しかなかった。転職が家族に影響しないことが第一条件だったので、YOUTURNにKAICOと引き合わせていただいた時は、運命を感じました。


ーー最初に、KAICOとカジュアル面談された時は、どうでしたか。

面談では、率直に自分の気持ちや、質問をぶつけさせてもらいました。これでもし「合わない」と思われたら、次には進まないだろうと。でも「次来てください。最終面接です」って言われて、採用して頂いたので、ちょっとびっくりしました。


ーーベンチャー企業ということで、会社の規模などに対する不安はありましたか。

そこは、最終面接の前日まで、夫とも話していました。正直なところ、決まったのはいいけど、将来大丈夫かなっていうのがあって。最初の面談で、カイコの体内でタンパク質を作り、それを医薬品としてGMPに即して製造していくと聞いたんですが、「本当に品質にブレがない薬が作れるのかな」と思ったり。

でも、すごく興味を持ったので、気になることを色々質問しました。これまでの仕事とは違う難しさがあるけど、それを立ち上げていく面白さは、他では味わえないだろうな、と。最後は、自分の直感を信じて決断しました。

YOUTURNは他のエージェントと違った

ーー境さんは現在、KAICOで品質保証に携わっています。具体的には、どういうお仕事をしていますか。

基本的には品質保証を前提としているんですが、そのためには色々な作業を知らないといけないので、開発の方にも入らせてもらっています。あとは今、工場の準備をしているので、稼働に向けた運用のお手伝いもしています。


ーー新しい環境でのお仕事はいかがですか。

もう、わからないことだらけですね。「いまでも本当に私でよかったのかな」と思いながらやっています。でも周りが、転職組のそういうギャップを理解してくれていると感じます。入る前は、ベンチャーだし人間関係はドライなのかなと思ってたんですが、皆さんコミュニケーション能力が高くて、何でも聞きやすい雰囲気がありますね。

もし前職に残っていたら、土日も仕事が入っていたと思います。今は、日々忙しいながらも、週末はしっかり子どもと向き合えているので、そこも良かったです。


ーー最後に、YOUTURNを利用した感想を教えて下さい。

ネットでたまたま見つけて、「福岡に特化したエージェントがあるんだ」と思って登録しました。最初は、キャリアコンサルタントの小野寺さんとお話をさせていただいて。誰に相談したらいいかわからないような、転職しようかどうしようか、と揺れている時期に、親身に話を聞いてくださったんです。昔から知ってる友達みたいな感じで、そういう人って、他の転職エージェントにはいないですよね。

普通、「応募します」とか「次に進みます」の時は親身になってサポートしてくれるけど、駄目だった時は「全然、うちのせいじゃありませんよ」っていう感じですよね。そういう仕事なんだろうと思っていたので、YOUTURNの皆さんの対応が全然違って、びっくりしました。


ーーどこが一番違いましたか。

親身になって、本当にやりたいことを聞き出してくれたことですね。一人で掘り下げるのは限界がありますし、話しながら、前向きな面に繋げてくれたので。次に向けて、「こうなりたい」というイメージを乗せていってくれたのが良かったです。転職に対するネガティブな気持ちが減っていって、最後は割と楽しく転職活動できました。

もう、YOUTURNの方がお勧めしてくれるんだったら、別の業界もいいかなと思ったり。やりたいことは「もの作り」だから、そこにマッチしている企業なら、と。そんな感じで選択肢も広がったんですが、結果的にベストな会社に入れたので、良かったと思います。

<執筆後記>

キャリアコンサルタントと共に、転職へのポジティブイメージを積み上げていった境さん。固定観念を捨て、視野を広げたことで、想定していなかった企業と出会うことができました。

YOUTURNでは、転職に関する不安や要望をしっかりヒアリングした上で、サポートしています。まずはお気軽にご相談ください。

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著者 YOUTURN編集部
YOUTURNは、累計100名以上のハイクラス・エクゼクティブ、大都市の最前線で活躍されたビジネスパーソンの九州・福岡への移住転職を支援するエージェントです。地域特化、UIターン転職ならではフル・オーダーメイド転職支援を通じて、今世の中の求人票にはない、あなただけの求人ポジションをつくります。

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