【最新版】福岡のベンチャー企業、スタートアップを独自解説!福岡特化の転職エージェントが語る「今福岡がアツイ」理由

移住転職コラム・ノウハウ
05/02/2020 更新

福岡にはどんなベンチャー企業/スタートアップがあるのか

実は今、福岡のベンチャー企業/スタートアップがとてもおもしろいことになっています。

社会課題を解決する福岡発の企業が続々と大型の資金調達や上場に成功。次なる成長を目指しています。彼らが見据える未来には、福岡にとどまらず日本ひいては世界が今後迎える社会課題を解決するヒントがあるのです。それはなぜか?この記事で解説していきたいと思います。

壮大なビジョンを持ち、そのビジョンを実現できる技術や人材を持った企業が福岡には存在します。しかし、事業を拡大するには「持続可能な仕組み」をつくっていかなくてはいけません。端的に言うと、その人材が今、福岡には不足しています。

本記事では、福岡のベンチャー、スタートアップの注目企業について具体的に「どのような求人があり、どのような人材が活躍できるか」まで踏み込んで解説していきます。

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福岡のベンチャー企業/スタートアップで注目すべき6領域

【1】福岡から地方創成を実現するベンチャー企業/スタートアップ

「自治体の財源確保で新たな価値を創造する!」株式会社ホープ
地方創生ベンチャー、1社目は株式会社ホープです。2016年に東証マザーズに上場を果たした福岡を代表するベンチャー企業なのでご存知の方も多いかもしれません。

その事業内容は非常にユニークで、社会性と公共性が非常に強いです。地方自治体のパンフレットや、庁舎内やWEBページ等の自治体が所有する遊休スペースを広告枠として活用して、地場の企業へ広告販売し、その売上を自治体の「財源」として提供するという事業です。


「テクノロジーで都市と自然をつなげる!」株式会社ヤマップ
株式会社ヤマップは、テクノロジーで都市と自然をつなげることをミッションとして、安心安全に登山・アウトドアを楽しめる仕組みづくりを行っているベンチャー企業です。

地方の産業を再生させる鍵は「地方にしかないアセット」つまり「自然」というレジャー・観光資源をいかに活用できるかにかかっていると言っても過言ではないと思います。

もっと詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
「地方でやるべき事業」だからおもしろい! 福岡から地方創生を実現するスタートアップ3選

【2】テクノロジーで新たな社会システムを創出する福岡のテックベンチャー

「ブロックチェーン×エンタメで世界を目指す」株式会社グッドラックスリー
株式会社グッドラックスリーは「ブロックチェーン×エンターテイメント」の領域でグローバル展開を目指すベンチャー企業。国内初のブロックチェーンゲームである「くりぷ豚」や、ブロックチェーンを活用したメディア支援システム「Lucky Me(仮称)」を展開しています。

元々、グッドラックスリーはソーシャルゲームで創業した会社で、「さわって!ぐでたま」などのヒットタイトルを手がけ、急成長。更なる成長を目指し、今年から「ブロックチェーン×エンターテイメント」領域に経営の舵をきりました。


「企画力と開発力で福岡のテックシーンをリード」株式会社Fusic
株式会社Fusicは、2003年創業の福岡の老舗ベンチャー企業。九州大学出身の納富氏と浜崎氏が立ち上げたIT企業で、主に福岡地場の企業の受託開発事業で成長してきました。

筆者が福岡で活動を始めたときに最も多くの人から「福岡のIT企業といえば」という文脈で名前があがった企業です。

近年では受託事業だけではなく自社プロダクトの開発も手掛けていたり、地銀とのアライアンス事業を行っていたりなど、経営の多角化を行なっています。

もっと詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
テクノロジーで新たな社会システムを創出する福岡のテックベンチャー3選

【3】次世代の「子育て・教育」の仕組みをつくる福岡のベンチャー企業/スタートアップ

「IoT見守りデバイスで安心安全な子育て社会を創る」株式会社otta
株式会社ottaは、IoT見守りデバイスとスマホアプリで子供の位置情報を親が確認できるサービス「otta(おった)」を提供しているベンチャー企業。

GPS追跡型の見守りサービスとは異なり、通学路や学区内の主要なポイントにビーコンを設置して、子供がそこを通過すると親の持つスマホアプリに通知が入る仕組みです。この仕組みの長所は、

例えば、帰宅時間帯に「今、近所の郵便局の前を通過した」というリアルタイム情報がプッシュ通知で知らされること。GPSの位置情報を常にウォッチしておく必要がないところです。


「ママ・コミュニティの運営で子育て世代をサポート」株式会社リトル・ママ
株式会社リトル・ママは、子育て世代の母親を対象としたフリーペーパーやWEBメディア、リアルイベントなどを展開する子育て支援事業を展開する企業。同社は福岡で創業した企業ですが、福岡だけでなく東京にも拠点を起き、積極的にママコミュニティを拡大・運営しています。

リトル・ママ創業者であり代表の森氏は、前職時代に育児関係のチラシ制作を手がけたことをきっかけにして、育児現場の抱える課題に問題意識を持ち、子育て情報を提供するフリーペーパー事業を開始。

もっと詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
次世代の「子育て・教育」の仕組みをつくる福岡のベンチャー企業/スタートアップ3選

【4】人生100年時代に「医療・健康」を支えるイノベイティブな福岡発ベンチャー企業/スタートアップ

「デンタル×SaaS事業で歯科業界に革新を」株式会社DentaLight
株式会社DentaLightは、歯科医院向けの予約CRM「ジニー」を展開する福岡のベンチャー企業。昨今の健康寿命を語る文脈で、口腔ケアの重要性が注目を集めていますが、デンタル業界は未だにテクノロジーで合理化されていません。

デンタライトが提供するCRM「ジニー」は、歯科医が患者に対して予約の案内やリマインドを送信することができ、診察券アプリなども提供。

事業としては、CRMをSaaSで提供する粗利の高いビジネスモデル。コンビニ以上の数がある大きなマーケットであり、十分に上場まで狙えるポテンシャルのある事業領域だと思います。


「訪問服薬指導で高齢者に安心の社会づくり」HyugaPharmacy株式会社
HyugaPharmacy株式会社は、「きらり薬局」という薬局チェーンを展開する福岡のベンチャー企業。2008年に「福岡から日本の高齢者の生活を守るブランド薬局をつくる」というミッションで創業しました。現在、福岡エリアを中心に全国で20店舗以上の薬局を展開中。

同社の特徴は、従来の薬局の枠組みにとらわれず、高齢化問題や介護問題に対する取り組みを行なっているところ。たとえば、足が不自由な高齢者や外出が困難な方に処方せんの薬を配達するなどです。

また、今年は「福岡市健康先進都市戦略」の一環として、オンラインでの服薬指導を開始。全国に先駆けて社会課題の解決に向けた先進的な薬局経営を展開しています。

もっと詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
人生100年時代に「医療・健康」を支えるイノベイティブな福岡発ベンチャー3選

【5】待ったなしの超高齢化社会で「介護・高齢者問題」を地方から解決する福岡のベンチャー企業/スタートアップ

「AI×介護で介護業界の課題を解決する」株式会社ウェルモ
株式会社ウェルモは、AIとICTの活用で「利用者本位の介護」を実現することをミッションとして介護領域に関連する様々なサービスを提供する福岡のベンチャー企業。

展開しているサービスは主に3つ。介護に関する社会資源情報を一元的に集約して検索できるサービス「MILMO(ミルモ)」、人工知能(AI)によるケアプランの作成支援を行うCPA(ケアプランアシスタント)、発達障害を持つ子供達向けの放課後デイサービス「UNICO(ユニコ)」の3事業を展開しています。


「介護を持続産業に変える!」ザ・ハーモニー株式会社
ザ・ハーモニー株式会社は「介護を持続的な産業に変える」ことをミッションとして設立された福岡のベンチャー企業。介護事業所であるデイサービスを3拠点展開していて、現在、複合型の老人ホームの開設も準備中です。

介護施設にとどまらず、AIを活用した認知症患者向けのコミュニケーションロボットも開発中で、施設運営によって利益率は低いが安定的な収益と雇用を生み出しつつ、テクノロジーを駆使して収益性の高い事業の立ち上げも行なっています。

もっと詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
待ったなしの超高齢化社会で「介護・高齢者問題」を地方から解決する福岡のベンチャー

【6】地方ベンチャーの活路はグローバルにある!世界を狙う福岡のベンチャー企業/スタートアップ

「世界の社会問題を事業で解決するソーシャルビジネス集団」株式会社ボーダレス・ジャパン
株式会社ボーダレス・ジャパンは、ソーシャルビジネスで世界を変えるベンチャー企業。貧困や環境破壊、人種差別などの世界規模の社会問題をビジネスで解決するための起業家が集い、現在約20ものソーシャルビジネスを展開しています。

「ボーダレス」という社名が示すように、海外の貧困問題や、障害者問題などあらゆる垣根を超えて社会問題を解決する事業を次々と生み出しています。元々、同社は東京で創業したベンチャー企業ですが、代表の田口氏と共に多くのメンバーが福岡へ移住。

現在の従業員数は全世界で900人超。昨年度のグループ合計の売上高が43.5億円。一般的にマネタイズが難しいと認識されているソーシャルビジネスに特化している会社としては驚異的な収益力を持っています。


「越境ECで日本の商材を海外へ拡販」ダイレクト株式会社
ダイレクト株式会社は、越境EC事業を展開する福岡のベンチャー企業。越境ECとは、国境を越えて通信販売で商品の売買を行う事業のこと。ダイレクト社が提供する越境ECサイト「SAMURAI BUYER」では、海外在住のユーザーが日本国内のECサイトに出品されている商品の購入代行を依頼することができます。

人口減少に伴って将来的な国内市場の縮小が予想される中で、越境ECは海外への市場を求められるポテンシャルのある事業領域。特に同社は、海外ユーザーに人気のある日本オリジナルの商品(家電や玩具、お菓子など)データを購入履歴として集積することができるので今後の事業展開にも可能性を秘めています。

もっと詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
地方ベンチャーの活路はグローバルにある!世界を狙う福岡のベンチャー企業/スタートアップ

福岡のベンチャー企業/スタートアップに東京のビジネスパーソンが必要な理由

株式会社YOUTURNは、地方で社会課題の解決に挑む企業や人材を応援するために設立しました。日本は世界の中でも「課題先進国」と言われて久しいですが、その中でも「地方」ではさらに課題が先行して進んでいきます。

少子高齢化に伴う人口減少、医療や介護問題、人手不足と国内市場の縮小に伴う既存産業の衰退など。多くの逼迫した問題は、都市ではなく地方が先に直面していくのです。

そんな数々の課題を持続可能な仕組みで解決するのがイノベーション。そして、そのイノベーションを起こせるのは大企業ではなくベンチャー・スタートアップです。

しかし、ベンチャー・スタートアップにはただ1人、経営者がいればいいわけではありません。

課題の重要性に共感し、経営者の右腕となれるビジネスパーソンの存在が非常に重要になってきます。なぜなら、たった1人で事業を「持続可能な仕組み」に育てていくことはとても難しいからです。

この経営者とともに事業をスケールできる方々を「課題解決型人材」と言い換えても良いでしょう。今の日本では、「地方にこそ課題解決人材が必要」なのです。
しかし、こうした課題解決型人材は今、東京にほぼ一極集中しています。

国内のベンチャー・スタートアップ業界はそのほとんどが東京にあります。同様に、大企業の本社機能も東京に集中しています。
そうなると、そういった企業で働く「経営を手段として社会課題を解決できる人材」が地方には限りなく少ない。実際に解決すべき課題は地方に山積しているのに、です。

なぜ福岡のベンチャー企業/スタートアップに注目するのか

1、福岡のベンチャー・スタートアップシーンがアツい

YOUTURNは、そういった「課題」と「人材」の非対称性を解決するべく、東京で実績を積んだビジネスパーソンと、地方で課題解決に挑む企業をマッチングしています。

そのファーストステップとして選んだのは福岡。

なぜなら、福岡は各地方都市の中でも国家戦略特区としてベンチャー、スタートアップ業界が盛り上がりを見せており、「今、行くしかない」場所だからです。

2、福岡のベンチャー企業/スタートアップは社会性が強い

次に、福岡のベンチャー企業/スタートアップは「社会性が強い」ことが挙げられます。

福岡は大規模都市だと認識されている方も多いのではないでしょうか。それは事実ですが、やはり福岡は「地方」都市であることに変わりはありません。

東京の中心部にいると、なかなか見えてこない社会課題がより身近なものとして見えてきます。

たとえば、郊外に行けば若者がおらず、かつて賑わった商店街はシャッター街に。農地は耕作放棄地が多く、担い手は高齢者で後継者が不在。空き家が増えて荒れている。

これらはあくまでも一例です。都内23区で日常を送っているとあまり現実感のない話に聞こえるかもしれません。もしくは気づきながらも、直視したくないことに思えるかもしれません。ただ、これが日本の地方都市の現実です。

そういった現実が目の前に存在している環境の中で、「起業」という形で社会課題の解決を目指す志向性を持った起業家にとって、立ち上げる事業が社会性を帯びることは自然なことのように思えます。

さらに福岡は、数ある地方の中でも突出して社会性を帯びたスタートアップが多い。

介護・医療分野に対しテクノロジーで解決を図ったり、行政の課題に対して利益を創出する仕組みをつくったりなど、社会的ビジョンを兼ね備えたスタートアップが多く存在し、実際にその企業が大きく成長し裾野を広げていっています。

そのように社会課題を解決できる事業が世に広まっていくなか、事業を持続可能な仕組にしスケールできる人材の確保が急務となっているのです。

3、地方課題を解決すれば世界の先駆けになる

地方の課題は、地方だけの課題で終わりません。当面は地方から人口が流出し、大都市圏に人口が集中していくため、国内いくつかの大都市圏では、局所的に経済が活況を呈すでしょう。事実、福岡でさえ人口が増えています。

しかし、そう遠くない将来に、地方の人口が限りなくゼロに近づき、多くの自治体が消滅し、大都市圏でも人口減少が加速します。今、地方で発生している課題は、大都市圏もゆくゆく直面せざるを得ない問題です。その意味で、地方は課題先進国日本のフロントランナーなのです。

大都市圏への過度な人口流入はグローバル規模で共通の現象です。都市化が進み、産業が高度化し、個人の経済的自立性が向上すれば、概ね出生率は下がることでしょう。

日本が直面しているこの課題は、将来的には世界的に同様の現象が発生すると予測できます。だからこそ、日本の地方で、その課題解決の「モデル」を生み出す活動は世界にとっても非常に価値の高い活動だと思っています。

地方課題を解決する3要素が福岡に揃っている

では、地方で山積する課題を解決するにはどういったアクションが必要でしょうか?私の考えでは、
①テクノロジーを駆使して新たな産業を創出すること
②既存の産業にブレイクスルーを起こし競争力を復活させること
③旧来の社会システムを塗り替え、サステイナブルな社会システムをつくること
これら3つに集約されます。

①はベンチャー企業が担う領域、②は地場の有力企業が担う領域。そして、③は既存の枠組みにとらわれない若い世代(年齢ではなく価値観)のコミュニティが必要です。

東京・大阪・名古屋といった日本三大都市圏以外で、最もスタートアップシーンが盛り上がり、未来を切り開く若い世代のエネルギーが高いのが、福岡。

社会的ミッションを事業の軸に据えて、街全体をよくしていこう、福岡から日本を変えていこうという気概のある経営者が本当に多い。

街がコンパクトなので、ベンチャーと地場の企業が交流する機会も多く、コミュニティの形成とその濃度も濃い。私はこういった経緯で「福岡のベンチャーは世界を変える」と確信を持つに至りました。

福岡のベンチャー企業/スタートアップはどんなビジネスパーソンを求めているか

1、キャリアもQOLも追求したい人

福岡に限らず地方への移住を検討しているビジネスパーソンの多くは、東京では満たされていない「何か」を求めているからこそ移住したいのだと思います。これまで多くの移住検討者の方とお会いしてきて、その「何か」とは、生活環境だったり、社会・コミュニティに対する貢献実感だろうと感じます。

一方で、これまで東京で一定のキャリアを築いてきたビジネスパーソンだからこそ「キャリアダウン」や「スローライフ」という形での移住には抵抗感が強いものです。一昔前まで「Uターン」や「地方移住」は、早期リタイアしたシニア層のセカンドライフとしての文脈が濃厚にありました。

しかし、YOUTURNが推進したい地方、とりわけ福岡への移住は、「攻める移住」です。

福岡のベンチャー企業/スタートアップにジョインし、経営層に近い目線で新たな産業を創る担い手になり、自身のキャリアを大きく飛躍させる。しかも、その事業には社会性が本質的に備わっており、社会的意義も世の中に生み出せる。

そして、福岡は生活の質・満足度が高いことで有名です。QuaLity Of Lifeが高まれば、家族や友人と共有する時間も増え、総合的な幸福度が上がる。

YOUTURNは、キャリアもQOLもどちらも追求する「欲張り」な移住を提案しています。こんな働き方や暮らし方にグッと来た方は、福岡のベンチャー企業/スタートアップにぜひ参画してご自身の人生にパラダイムシフトを起こして欲しいと思います。高いキャリアを得るために、生活の質がトレードオフになる時代は過去の話です。もちろん、逆もしかりです。

2、ベンチャー経験者も大企業出身者も。あらゆる課題解決人材が求められている

では、どういったビジネスパーソンが福岡のベンチャー企業/スタートアップで活躍できるのか。産業構造的には「福岡の経済に希少だった機能」を担える人材です。希少だった機能を担える人材とは、「課題解決型人材」なのですが、大別すると2種類に分けられます。

まず、東京のベンチャー企業/スタートアップ経験者。

これまでのベンチャー業界、スタートアップシーンは東京に一極集中していました。なので、福岡をはじめとした地方都市にはベンチャー企業/スタートアップの創業期から拡大期を一通り経験した層が少ないのです。

ベンチャー企業/スタートアップで働いた経験がある方からすると当たり前に思えるようなことが、実は場所を変えると当たり前ではない。たとえば、ゼロから事業を立ち上げ成長させること、少規模組織を大規模組織へ拡大させること、最新のテクノロジーや経営手法を高速で取り入れて事業や経営をグロースさせること。

これらをベンチャー企業/スタートアップのスピード感で経験してきた人材というのは、実は他業界から見ると希少性が高い。

福岡のベンチャー企業/スタートアップが、東京のベンチャー企業/スタートアップで一通りの経験と実績を積んできた人材を強く求めている理由はここにあります。地場の採用市場でそのような経験を持った人材を見つけることができないからです。

次に、東京の大企業でコーポレート機能や、それに類する機能を有した部署で経験を積んできたビジネスパーソン。

大企業の本社機能が東京に一極集中していることから、マーケティングや広報、人事、財務、経営企画などの機能を担う人材も、福岡、及びその他の地方都市には限りなく少ない。

地方に存在する大企業の機能とは、営業機能やニアショア開発、コールセンターなどの「オペレーションに特化した機能」がメインです。実際、福岡でも億単位の大型調達を実施したベンチャー企業/スタートアップや、上場やバイアウトなどのイグジットを果たした企業が増えてきました。

その成長のプロセスの中で、マスマーケティング、人事、ファイナンス、広報・IRなどの機能を担える人材のニーズが急速に高まります。そういった人材がいないと「次のステージ」に進めないため当然なのです。

すでに完成されたオペレーションを滞りなく遂行する、複雑な社内決裁や利害関係者を調整する。そんな東京の大企業でのコーポレート職務で力を持て余している方には「今までの経験を活かし自らルールをつくり事業を牽引できる」このフェーズはとてもやりがいがあるに違いありません。

福岡の企業が持つ経営課題や事業課題も、東京のビジネスパーソンの力が入れば解決できる。

そして、その企業が未来の日本を塗り替えるところまでプレゼンスを高められる。

そんな日本の未来を変えていく人と企業の出会いに、私は全力を尽くします。

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著者 高尾大輔
福岡県生まれ、東福岡高校出身。北海道大学を卒業後、住宅関連のベンチャー企業での営業・新規支店立ち上げを経験後、リクルートエージェント(現リクルートキャリア)に転職し人材紹介コンサルタントとしてのキャリアをスタート。ベンチャー・スタートアップ企業の幹部採用支援に特化したプロコミットにてコンサルタント、事業責任者を務め、2018年に独立。2021年 株式会社YOUTURN 代表取締役就任。 <受賞歴> ビズリーチ主催「ヘッドハンター・サミット」年間最優秀賞・優秀賞受賞 リクルートキャリア主催「MVA(Most Valuable Agent)」最優秀賞受賞・優秀賞受賞

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